「すみません」より「ありがとう」 #180
日本では「すみません」が ”Excuse me” と ”Sorry” の意味を持つことがある。
特に後者の意味で表上言ってる人が多い気がする。
表上といったのは、恐らく発している本人達は無意識で、シチュエーションを見れば、実際はネガティブな感情は存在しておらず、日本人ならではの「細やかな心遣い」きているのかもしれない。
でもわたしは「すみません」が好きではない。
だから、確実に自分に非がない限り「ごめん」ではなく「ありがとう」に言い換えるようにしている。
理由は3つある。
例えば、メールの返信や相手の質問に答えるのに時間がかかってしまったとき。
「大変お待たせして申し訳ございませんでした」と言うよりは、「長い間お待ちいただきありがとうございました」と言った方が、相手と対等な立場で良好なコミュニケーションが取れるかもしれない(もちろん相手の人間性とシチュエーションは見極める必要はある)。
総じて、どの言葉にも共通して言えることだが、感情の込もってない言葉は所詮”ツール”でしかない。
ならばせめて自分が少しでも感情を込められる言葉を使うべきだと個人的には思う。
そして、世界中が「ありがとう」で溢れたらすてきだろうから。
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