アメリカ留学日記 渡米〜1ヶ月
#AthleticTraining #ATC #アメリカ留学 #アメリカ大学院 #英語
皆さんこんにちは、こんばんは。Tomoです。
渡米してから早くも1ヶ月が経ちました。
隔離生活を除けば、外での生活はまだそれほどですが
だいぶこちらでの生活も慣れてきました。
今回は渡米から今日までの1ヶ月を振り返りたいと思います。
隔離生活
渡米から2週間は大学の提供する施設で隔離生活でした。
幸いにも、食事は毎朝3食届けてもらい
日中はオンライン授業があったため
退屈することはありませんでした。
正直、この2週間の間はアメリカに来ていると実感できませんでした。
お米が大好きな私にとって
日本のご飯を食べれないということが唯一
「ここは日本じゃない」
と気付かせてくれました。
秋学期の始まり
隔離生活が終わった翌日すぐに
American red crossのFirst aid とCPR
の資格を取ったのち
すぐに秋学期が始まりました。
今のところ
授業、実習にはついていっています。
おそらく、今はまだ忙しい時期に入っていないので
余裕がある今のうちに
インプット
アウトプット
生活する上で必要なこと・もの
を整理しておきたいと思います。
新しい出会い
まずはなんと言ってもクラスメイト!
私を含めて14人います。
まだまだ生活や言葉に慣れない私に対して
とても親切にアドバイスをくれます。
少しずつ慣れてきたと感じることもありますが
ネイティブ同士の会話についていくのは
まだまだ容易ではありません。
優しさに甘えてばかりではなく
自分から積極的に話しかけて
少しずつ
今よりも打ち解けていきたいと思います。
また、日本人の方とも出会いました。
大学で知り合った日本人の方には
大学や生活についてわからないことを
事細かに教えていただきました。
留学中はなるべく日本人と関わることを避けて
英語力を伸ばそうと思う気持ちも
大切ですが
いざとなった時には
言葉、文化、価値観が共有できる
同じ国出身の人というのは
大きな存在になります。
英語や文化を学ぶ志は
もちろん大切にしつつ
こっちで出会う日本人の方との繋がりも
大切にしていきたいと思います。
ビックイベント
この1ヶ月の一番のビッグイベントは
アメリカに来て初めてお酒を飲んだことです。笑
ただ、メインポイントはそこではありません。
この週末、他の州でAthletic Trainingを学ぶ日本人の方が
5時間かけて遊びに来てくれました!
彼を繋げてくれたのは1つ上の先輩の韓国人の学生です。
韓国人2人の先輩と彼と私の4人で
スポーツバーに行きました。
店内が少し混んでいたので
外の風通しのいいベランダで楽しみました。
簡単に3名を紹介すると
韓国人の先輩の1人は
summer internshipで
アメフトでアメリカ国内で有数の強豪の大学で実習をして
卒業後はアメリカでATとして働くことを考えている方。
もう一人の韓国人の方は
卒業後もアメリカに残って
Ph.Dで研究を続ける方。
そして日本人の彼は
いくつかのメジャーリーグベースボール(MLB)のチームで
インターンの実績を積み
セミナーのためにアメリカを車で2度横断した事があるという
とてもフッカルな方です。
同じ分野を学ぶ者同士の話は最高に盛り上がりました。
ここでちょっとだけご紹介。
「足首の捻挫に対してどう対処する?」
すぐに思いつくのは
RICEもしくはPOLICE処置ではないでしょうか?
しかし、アメリカのプロチームはこの処置をとりません。
「I」 の冷却の処置を取らないのです。
これはMLB全体ののATの間で共通事項として
伝わっているようです。
「怪我をしたらすぐ冷やす。」
この手段はもう古いかもしれません。
もちろん
冷却することによるメリットもあります。
しかし、それとは別に
科学的な根拠をもとに考えると
冷却しないほうがいい場合もあるのです。
過去に
Evidence-basePracticeは
ベストな根拠・研究 (best research evidence)
clinicの経験 (Clinical expertise)
選手・患者さんの価値観 (Patient values)
とご紹介しました。
この全てをカバーした上で
介入できるのが一番理想です。
しかし、時にはそれが実現できない時がある。
そうなった時に
自分が一番尊重する項目は何か
それによって同じATでも
治療の目的が同じだとしても
方法は少し変わってくるかもしれません。
その時
「なぜ?」
を説明できないと最善の治療とはなりません。
授業の内容のみならず
最新の研究データ
clinicでの経験
それぞれの選手の価値観
を受け身ではなく
自主的に学ぶことで
選手・患者さんに最善の介入ができるように
日々進歩していきたいと思います。
まとめ
早くも1ヶ月が過ぎてしまいました。
先輩や周りの人は皆口を揃えて
「本当にあっという間だよ」
と言います。
貴重な留学生活
次の1ヶ月も有意義に過ごしていきたいと思います。
それではまた来週。
今週も張り切っていきましょう!
Tomo