学生育成プログラムに参加して学んだこと。
私が参加したCONTINUEという名前の大学生向け育成プログラムについての体験と学び、そして自己反省を整理したいと思います!また、このプログラムを通じて発見した自身の強みとその再現性についても考えてみます。🙆♂️
CONTINUEとは大学生育成プログラムのこと
CONTINUEとは,、「誰でも、どこでも、変われるんだ。」をコンセプトに行われたプログラムです。
CONTINUEプログラムは多様なスキルや能力を短期間で深めることを目的としています。このプログラムにおける学びは、主に自己発見と能力開発に重点を置いていました。特に、異なる背景を持つ参加者との交流や、多様な課題に挑戦することで、新たな視点やアプローチを学ぶ機会となります。
CONTINUEでは、バーチャルアバターによって進行されます。プログラムの進行は人ではなく、バーチャルアバター「しろくまこうか」によって行われました。めずらしい取り組みですね。😊
今回が初の開催で、私は第1期生になります。(第2回の開催も決定しているそうです。)
参加した理由
ちょっと変な経験をしたくてCONTINUEに参加しました。
私は、みんなと少し違う経験をしたかったのです。私は、みんなと同じであること、または平坦な日常を退屈だと感じています。また、不要であるとも思っています。なぜなら、私はみんなと違い、みんなはみんなと違うため、みんなが同じことをするのは明らかに理に適ってないからです。それぞれが興味のあることを突き詰めればよく、好きなことに取り組むべきです。
これらの考えを背景に、自分自身が他とは違う、ユニークな体験をすることが重要だと考え、CONTINUEプログラムに参加しました。
さらに、アイデア出しやマーケティングへの関心もあり、このプログラムを通じてこれらのスキルの理解が深まるのではないかと思い、参加しました。
経験したこと
プログラムのスケジュールは以下の通りです。
第1回:「自己紹介は自分のためにするのではない」
第2回:「ロードマップと料理」
第3回:「出来損ないプレゼンテーション」
第4回:「メルカリ企画」
第5回:「企画とは恋人への誕生日プレゼント」
第6回:「みんなの記憶に残るいい企画」
第7回:「ゲスト講義」
第8回:「いいものをより良くするデザイン」
第9回:「最終発表に向けて万全の準び」
第10回:「最終発表と表彰」
具体的なワークは26個あり、以下の通りです。
「小さく始めよう」、「完了と改善」、「ターゲットにとってどうかで考える」、「伝えると伝わるは違う」、「自己紹介は他人の為にある」、「リフレーミング」、「バックキャスティング」、「タスク分解/ロードマップ」、「試すことの価値」、「企画はターゲットに取らせたいアクション」、「コピーは新しい価値の提案」、「特徴とベネフィット」、「アイデアとはワクワクする未来」、「アイデアの数と時間を決めて書き出す」、「ラテラルシンキング固定概念を外す」、「面白いアイデア紹介」、「ブレストの仕方(ドリーマーイェスマンクレーマー)」、「いい企画とは💗と!」、「〇〇✖︎〇〇で考える」、「調べる」、「目的を明確にする」、「変えられることに集中する」、「選択肢を用意してから、判断する」、「結論思考」、「渡邊さん講演」、「デザインとは課題解決のプロセス」
たくさんありますね。🙌
私のとくに印象に残っている回は、第1回の「自己紹介は自分のためにするのではない」と第4回の「メルカリ企画」、第5回の「企画とは恋人への誕生日プレゼント」、第6回の「みんなの記憶に残るいい企画」です。
具体的なワークでは、「いい企画とは💗と!」と「ブレストの仕方(ドリーマーイェスマンクレーマー」と「企画はターゲットに取らせたいアクション」です。
以下を参考にしてください。
期間は2か月
CONTINUEプログラムは春期休暇を利用して行われ、2024年2月17日から3月31日までの期間、実質的には約1か月半にわたり展開されました。このプログラムは毎週土曜日に実施され、最終週には金曜から日曜までの3日間、集中的なセッションが行われるスケジュールです。
参加する前の私の状況
参加前は、一人で考えることに多くの時間を費やしていました。そもそも大学ではアウトプットの機会が極端に少ないということもあります。このやり方には、自分のペースで満足するまで考えることが出来る点や言語化すること自分の考えのベースを整理できる利点がありました。自分のアイデアに対しては、満足するまで考えることができたことからそれなりの自信を持っていました。これは危険なことです。
また、アウトプットは避けてきました。アウトプットが重要だということは知っていましたが、多くの時間と労力がかかりすぎるため現実的ではなく、インプットを増やしてもアウトプットを増やすことはありませんでした。
厳密には、重要なインプットをした際にはNotionというツールにメモを取り情報を整理してましたが、それを対外的に開示することはありませんでした。そのため、そこには自分の視点しか存在していませんでした。
参加した後の私の変化
CONTINUEプログラムを経て、私は自分の考えを他人と共有し、そのフィードバックを活用することの重要性を学びました。プログラムを通じて、他人とコミュニケーションを取ることで、一人で考えたアイデアが、他人から見ると十分に伝わらないことに気付きました。自分の視点や意図は、他人にとっては明確ではなく、場合によっては理解されないこともあります。そのため、自分のアイデアを他人に通してブラッシュアップすることの重要です。他人を通してブラッシュアップをすることで他人の視点を取りいれることができます。
参加前と参加後の大きな違いは、人に話すことの重要性を理解したことです。自分の考えを他人に説明することで、より良いアイデアを生み出すことができることを実感しました。CONTINUEを経験して、積極的にアウトプットに取り組むようになりました。
CONTINUEでのワークを通して私は、自分の未完成だがひとまず形になった完成度60%の成果物を、他人に共有しフィードバックを受けて、より適切な方向性をもとに自分の成果物を修正することができるようになりました。この後は、徐々に完成度を高めていきます。完成度を高めるにはサイクルを回すことが重要であるため、すぐにアウトプットを提出しフィードバックループを回すことが大切だと考えています。
どれだけアジャイル(素早く、柔軟に)にアウトプットできるかが鍵です。
参加して発見した私の強み
参加後の変化を参考に、私の強みを整理してみます。
私がCONTINUEで発見した自分の強みは3つあります。
他人のフィードバックを受けた際に、素直に受け止め自分のものに咀嚼し修正する力
企画を立てる際に、市場の課題や既存のサービスを分析する、あるいは自身を適切に評価し物事を分析する力
プレゼンテーションを行う際の、聞き取りやすい声と話し方、そして見やすいスライド作成能力
これらの強みは、最終プレゼン時のフィードバックから導き出しました。以下では、それぞれの強みについて詳しく説明します。
私がCONTINUEプログラムで最も重要な強みとして発見したのは、他人からのフィードバックを素直に受け入れ、それを自分の成長に活かす能力です。プログラム中、様々な機会に自分の考えや作品を発表し、参加者やマネージャーからの意見を聞くことが多かったです。このプロセスで、私はフィードバックをただ受け入れるだけでなく、それを自分の考えやプロジェクトに組み込み、より良い方向へと導くことができました。この能力は、柔軟性と自己改善への意欲が必要であり、私はこれを効果的に行うことができると認識しています。
次に重要な強みは、企画立案時に市場のニーズや課題、既存のサービスを正確に評価し、これらの情報を基に戦略を立てる分析力です。これは、市場の課題を見つけ、既存のサービスや自身の評価を適切に行い、それをもとに物事を分析する能力を指します。この能力は、効果的な企画を立てるためには欠かせません。
最後に、プレゼンテーションを行う際の、聞き取りやすい声と話し方、そして見やすいスライド作成能力も私の重要な強みの一つです。私の声は聞き取りやすく、話し方も自然であると評価されました。これは、ニトリでの接客業務の経験が役に立ったのだと思います。ニトリでは、様々な年齢や属性のお客様がいらっしゃるため、どのお客様にも正確に伝わるように意識していました。
私の強みの再現性
最後に、私の強みは、社会にでてからどのように再現されるのかを整理してみます。
まずは、「他人のフィードバックを受けた際に、素直に受け止め自分のものに咀嚼し修正する力」についてです。
この能力はソフトウェア開発の現場で極めて重要だと捉えています。プログラミングはチームで行う作業が多く、コードレビューの際に他人から指摘を受けることが一般的だと思います。そのフィードバックを素直に受け入れ、それをもとにコードを改善することで、より効率的かつ効果的なソフトウェアを開発することができます。また、プロジェクトの進行中に問題が発生した場合も、チームメンバーからの意見を受け入れることで、スムーズに問題解決を行うことができるため、この力は再現性が高く活かさるのではないでしょうか。
次に、「企画を立てる際に、市場の課題や既存のサービスを分析する、あるいは自身を適切に評価し物事を分析する力」です。
ソフトウェアエンジニアとして、新しい機能やサービスを開発する際には、市場のニーズや既存の製品との比較分析が求められます。この強みは、開発プロセスにおいて新しいソリューションを提案する際や、既存のソフトウェアの改善点を見出す際に非常に有効です。市場の動向を理解し、それに基づいた効果的な製品開発を行うことが、ソフトウェアエンジニアの重要な役割の一つです。
最後に、「プレゼンテーションを行う際の、聞き取りやすい声と話し方、そして見やすいスライド作成能力」についてです。
ソフトウェアエンジニアとしても、プロジェクトの成果をステークホルダーやチームメンバーに効果的に伝えることは重要でしょう。クリアなコミュニケーションと視覚的に魅力的なプレゼンテーションは、プロジェクトの理解を深め、関係者のサポートを得るために役立ちます。プレゼンテーションスキルは、チームミーティング、クライアントへのプレゼン、あるいはカンファレンスでの発表など、多くの場面で大いに活用できると考えています。
CONTINUEの振り返りは以上です。