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自信をつけるときにやるべきはスキルアップではなく「自分の捉え方をフラット」にしていくこと
自信をつけたいとき、能力を上げることに一所懸命になったり、自分自身を磨いたり、努力を重ねる人が多いと思います。もちろんこれは有効で必要なことなのですが、努力を重ねても一向に自信がつかない人いませんか?
はい!私がそのタイプでした。
それなりに努力をしているのですが、「努力しているつもりになっているだけかな?」とか「まだまだ努力が足りない」とか「努力の方向が違うのか」とか、ずっと何かを補うことに一生懸命でした。にも関わらず自信は一向につかないのです。
大切だったのは、自分自身の捉え方をフラットにすることでした。誰かと比較して自分に足りないものに目がいき、そして頑張っていることや既にあるものには目を向けない。そして、まだ足りないと自分を歪ませてみている。
自覚はないかもしれないけれど、カウンセリングをしている中でも多くの人がその状態に陥っていると感じます。
丁寧に自己理解を深めていく中で自分自身の積み重ねてきた経験や持っている素晴らしい資質に目が向くようになると、「自分って悪くない」「自分っていいかも」と思えてくるんです。そして、本当にやりたいことに向かっていく勇気になっていくんです。
自信をもつための努力をしても一向に自信がつかない理由
多くの人が自分に自信を持ちたいと思っていると思います。なぜなら自信があると生きやすくなるから。
自信がない状態だと、窮屈で不自由なんですよね。自分ではない何者かにならなければならないので、自分を矯正させようとして窮屈になる。
不安も大きくなるから、本当に得たい現実に向かってチャレンジできない。人生の面白さを半減させちゃう要因にもなりやすい。
本当はこうしたいけど・・・
本当はこの人と仲良くなりけど・・・
本当はこんな格好したいけど・・・
自信がないと「○○したい。だけど・・・」という思考になりがち。諦める方向にいきやすくなってしまうんです。チャレンジする前に辞めてしまって得たい現実が得られなくなってしまう。
だから、多くの人は努力を始めます。
理想に近づくためにスキルアップをする。
人と仲良くなるための人間力を上げようとする。
理想の格好をするためにダイエットを頑張る。
これで、自信がつく場合もあるので努力をすることもいいのですが、1個埋めたらまた新しい足りないものが出てきて、それを埋めてもまた新しいものが出てくる。だから一向に自分に自信がつかない。
自信をつけるための努力を重ねることもいいのですが、その前に既に持っている素晴らしさに気づいて「自分は既に素晴らしい」こと気づくことが大切です。
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自分を歪んだレッテルで見ている人が多い
自分のままで既に素晴らしいという感覚は、何かをしているからとか、何かを持っているからではなくて、存在そのものが素晴らしい。
人には必ず、その人ならでは素晴らしい個性があります。ギフトとも言いますね。自分の個性を否定している人もいますが、個性はあくまで資質でしかなくて、どんな個性もよくも働くし、悪くも働くもの。
その塩梅を幼少期から学んできているんですよね。
何も感じない、行動しない、考えない、全くエネルギーを発していない「無」の人なんていません。人間何かしらを感じ、考え、行動していたりエネルギーを発しています。
自分を怠け者と捉えている人が結構多いと感じるのですが、怠け者であってもいいという前提はあるのに加えて、実はチャレンジして自分の失敗を目の当たりにすることが怖かったり、本当は全然やりたくないことだったり、その人の全てが怠け者なのではなくて、ブロックになっている何かがあることがほとんどです。
そもそも疲れているだけということも多くあります。
自分の存在全てが怠け者と捉えるにはあまりに勿体ない。
人間怠けやすい生き物ではありますが、本当にやりたいことの時、おそらく人間は何を言われなくてもやるんです。それにまだ出会えていないか、何かしらブロックになっている思い込みがあるか、そんな状態だと思います。
自分を歪んだレッテルで見て、自信のない状態にしていくのは勿体ない。
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自分のままで既に素晴らしいと思うことの難しさ
幼少期から、そのままの自分では受け入れられない経験をだれしもしてきていると思います。その中で、指摘されたこと、否定されたことなどが記憶に多く残っているタイプの人は、なかなか自分のままでいいと思えないんですよね。私がそのタイプです。きっと褒められたり、良かったこともあったはずなんだけど、それが思い出せない。いつも否定されていた記憶ばかりが残っているんです。
さらに、自分はダメだ、という感覚があるからこそ、いい結果に結びついてきたこともあるんです。ダメだという絶望感から逃れたくて頑張って、どうにかここまできた、という感覚の人も少なくないんじゃないでしょうか。
そのような経験から、自信がない方が成長できる、という状態にとどまって、自信がない自分を選んでいる場合もあります。(無自覚ですが)
自信がない状態でうまくいってきたこともあるので、それ自体が悪いわけではないのですが、生きにくさを感じ始めていたら、自分には既に素晴らしいものがあるらしいから、それを探してみたいな、なんて思考になれると自分のままで生きることに安心できる人が増えていくのではないかと思います。
私もまだまだ道半ばで、どんな私も最高!とまではいけないですが、でも、私って悪くないかも。という感覚が生まれて、かなり生きやすくなりました。
もし、歪んだ目で自分を見ている人がいたら、ぜひもっとフラットに自分を見ていってみてください。既に素晴らしい存在なので!!
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