なぜ体を休ませ、睡眠を取ることが大事なのか
こんにちは。
鷹取智子(たかとりともこ)です。
研修講師として企業向けにコミュニケーション研修などを提供、
調剤薬局にいた経験を活かし、医療機関での接遇コンサルティング
にも関わっています。
また、個人向けには「自分をごきげんにする心と身体の整えメソッド」講座
を実施しています。
昔は睡眠不足でボーッとしながら、仕事をしていることもありました。
でもね、睡眠を削ると
・集中できず、生産性が下がる
・イライラするなど、気持ちに余裕がなくなる
・免疫力がなくなり、病気になりやすい
経験が重なり、それからは忙しいときこそ睡眠時間を確保
するようになりました。
なぜ体を休ませ、睡眠を取ることが大事なのか?調べたらやはり!
このように書かれていました。
寝ることで起きている間に損なわれたものを修復・回復させているのです。
心臓・血管・筋肉・細胞機能の修復や、脳の老廃物の除去も
私たちが寝ている間に行われます。
女性の方は経験済みだと思いますが、睡眠不足だとお肌の調子が
てきめんに悪くなりますよね・・・
お肌だけでなく、内臓や脳も同じようにダメージを受けているのです。
睡眠不足だと、どんなことが起きてしまうかというと、
心臓疾患・糖尿病・脳卒中・免疫低下だけでなく
なんと「太ってしまう!」のも事実。
なぜなのでしょう?
眠らないとインスリンの分泌が悪くなって血糖値が上がり、糖尿病を招く。
そして寝ないと食べ過ぎを抑える「レプチン」というホルモンが
出なくなり、太るという研究結果がでています。
個人の方向けに「自分をごきげんにする心と身体の整えメソッド」講座
を実施していますが、忙しくて睡眠不足の方は食事を変えたり、
運動をしていただいても、結果につながりにくいです。
イメージとしては、起きている時間が長い方がカロリー消費しそうですが
寝ないと太るのが事実。
あと、寝ている間に私たちは
・やる気
・判断力
・想像力
・注意力
・意思決定力
これらの「記憶したり学んだり実行するために必要なもの」を養っています。
睡眠不足になると、上記の機能が低下するうえに感情コントロールが難しくなるそうです。
その他、睡眠不足が続くとどうなってしまうのか?
連続して17時間以上起きている状態だと、血中アルコール濃度が0.05%と同じ状態になり、19時間以上起きていると安全な運転ができないくらいの
酒気帯び運転レベルと同様になるそうです・・・怖いですよね。
では、ベストな睡眠時間ってどれくらい?
もちろん人によると思いますが、7時間がベストとの説が多いです。
短時間も良くないけど、長時間睡眠もNG。
2002年にサンディエゴ大学で実施した調査によると、短時間睡眠の人も
長時間睡眠の人も6年後の死亡率が1.3倍高いとのデータが出たのです。
その時の調査で死亡率が一番低かったのは、7時間の人たち。
そして、睡眠時間と同じくらい大事なのは、質の高い睡眠ですよね。
これは有名なのでご存じの方も多いかもしれません。
あと大事なのは、
・就寝時間と起床時間を一定にする
・入浴は寝る90分前までにすませる
・寝る2~3時間前には食事をすませる
ことだそうです。
体の深部体温が高いままだと、眠りが浅くなり、入浴後に体温がもとに戻るまで90分ほどかかるから。
私はつい寝る直前にお風呂に入りがちなので、気をつけなきゃと思いつつ
なかなか実行できていません。
あとは「辞めなきゃと思いつつなかなかできない」ことは、
寝る前のスマホ。
皆さんはいかがですか?
最近、様々な感染症がまた流行していますし、暑いので
質の高い睡眠をしっかり取って、免疫を高めていきたいですね。