街の個性について2022
街を歩くと、街の個性を感じることが出来る。場が引き寄せる個や集団、それらの人々の相互作用の働き、あぁこの街を歩いてるんだなと感じる。都市再開発や新しいランドマークの設立などで街の個性は一変する可能性があるため2022の個人的な見解を記録しておく。
>渋谷
私が学生の頃から若者の街と呼ばれ久しい。先日スクランブル交差点を久しぶりに歩いたのだが、テレビ番組と思われる撮影クルー、大きなカメラで本格撮影するクリエイター、スマホ片手に楽しそうに周囲を見回す外国人や制服を着た学生さん、その合間を縫うようにお洒落に着飾った若者が早足で交差点を渡り切る。何だかピリッとした緊張感がみなぎっている。びっくりするほど息苦しいが、良く解釈すれば背筋が伸びる感じ。
自分のお洒落をお披露目する場であるが、他人とは精神的には決して近付かず、近づいてしまうと互いに弾き合うイメージ。個々の分子速度が早く、ちょっとでも触れようものならカチッと電子を放出する感じか。
2022.10.22 [本牧山頂公園からの渋谷PARCOからのYBMアウトレット]
https://youtu.be/axEEnYgjahE
渋谷ヒカリエは日本都市の未来像と言う印象が強い。狭い土地に新しい高層建築物を建て直すとすると、上に上に伸びるしか無く、スマートな縦移動が求められ、空間も上方に余裕がある感じ。足元は交通機関へのアクセスになる。機能しながら渋谷駅を刷新するのは至難の業だ。交通機関のターミナルとしては未だ未だ混乱期間が続く。
>恵比寿
渋谷が一般人のランウェイならば、恵比寿は言わばファッションのプロが活歩する街。娘のデザイン学校が恵比寿にあるので何度か訪れるようになったが、お洒落の次元が異なる。ここでは心の底から観覧者になれるので、心はトゲトゲしないし、ワクワクは止まらない。飲食店に関してもレベルの高いお店がひしめき合い、魅力的な街です。お金持ちの富裕層ならこんな週末を過ごすのかな?などと想像しながら街を歩くのは楽しいです。
2022.10.07 [kaoisme2023SS会場作り]
https://youtu.be/0k6dlNZ0mfQ
2022.10.09 [展示会撤収からの韓国料理]
https://youtu.be/2wvO2a-ZgAs
>原宿
竹下通りは更に若年層の一年中お祭りストリートで若者は楽しそうな印象がある。あまりに狭い道に人が溢れるので、物理的に早く歩くことが出来ず、自然と会話が生まれる感じが、この街の賑わいを作っている。一歩裏原まで足を伸ばすと落ち着いた雰囲気で、ここでまたお洒落感度が高くなる印象。一方線路挟んで反対側に降りれば、明治神宮や代々木公園があり、高齢層やファミリー層も楽しめるエリアが近接する。新駅舎はコンパクトで迷う要素が無いのでわかりやすい。
2022.03.23 [kaoism(e)展示会]
https://youtu.be/vgVXSJPiCn
>六本木
ギラギラした嫌な感じが抜けて?好感が持てる街並みですね。美術館や自然が残された公園も整備され意外と?生活しやすそう。ミッドタウンなどには家族連れも多く見かけるので、過剰に自己防御するバリアーを張らなくて済む感じ。それでもたまに静かな小道に迷い込むと突然広がるラグジュアリーな空間。基本的に六本木は富裕層の住むエリアでしょうが、それでも生活レベルのグラデーションの幅が大きく楽しい街です。
2022.08.07 [50代おじさんサラリーマン休日vlog 六本木檜町公園と酢重ダイニング]
https://youtu.be/obqiz1FtLW0
>横浜
いやぁ空が広い、海が近い。確かに人は多いかも知れないが親近感があり、皆ゆったりと生活している印象です。決してダサいとは思いませんが、街に溢れる大勢の若い人はお洒落感度が異常に高い人の服装では無いです笑。一方で高齢のおじさまおばさまがバシッとシックに決めており、昔から高齢者の街と言う印象が強いでしょうか。根が田舎者の私には、これが鼓動が早くならない都会の上限。笑。上記にあげたような街を歩いた後、横浜に帰って来ると一気にホッと一息つける。そんな街です。
2022.03.06 【50代おじさんサラリーマンの休日vlog よこはまシティウォーク10km】
https://youtu.be/Jj4uHi1VjbQ
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