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大腸がんとのたたかい 2024-11-26

今朝の気温は7℃。だいぶ冷え込んで来ました。眠い身体を叩き起こし、ラジオ体操に向かう準備を始めます。朝の排便💩を済ませる。うーんお尻の穴が痛い。でも過度な腹痛を避けるため、お腹に便を貯めないことは重要です。

空のグラデーションが綺麗。青の部分には細い三日月🌙が輝き、地面に向かってピンクの空が広がっています。公園までの道のり、吐く息が白い。ラジオ体操に参加しますが、正直シャッキと出来てないと感じます。一昨日の鎌倉散策の疲れが出ているのでしょうか?指先が冷たくて辛い。手袋をして来れば良かったと後悔です。体操を終えて富士山を見に行きましたが、残念ながら雲もかかっており、くっきりとは見えませんでした。

家に戻り、長女と一緒に朝食を頂きます。玄米ご飯に、納豆を醤油麹で頂きます。健康を意識した食事を作ってくれるかみさんに感謝です。長女も昨日社長に問題を相談することが出来、周りの皆に暖かく接して貰うことが出来たようで、笑顔が戻っていて何よりです。食事を取ると、また便意が襲って来て排💩です。一度に出し切れなくて、何度もトイレに通うのでお尻の穴が休まる暇がありません😪。今最も辛いのは排便時、排便後のお尻の痛みです。

病院まで送って貰う車の中でかみさんと会話する。12月の福岡旅行の前に休薬出来ないかとスケジュールを確認してみます。12月初めの通院になるので腫瘍マーカーの検査が予定されており、休薬しにくいねとなりました。早いもので車のラジオからクリスマスソングが流れる時期になっています。

採尿、採血から始めますが、採血室から「慣れてないの?」などの声が聞こえて来ます。「寒いとどうしても血管が…」注射はどうしても痛いので少し恐怖心が顔を出します。さぁ自分の番になり左腕を差し出します。男性の看護士さんでかなり慎重に血管を確認してくれています。「ちくっとしますよ」と針を刺しますが上手く行かなかった模様。「すいません針を動かします」少しグリグリさせますが、やはり上手く採血できて無いようです。看護士さんは丁寧に謝りながら、「すいません針を抜かせて貰います」と、小休止。今度は腕を温めて、また慎重に血管を探して採血です。今度はうまく採血出来た模様。「二度も針を刺してしまい、すいませんでした」と丁寧に謝って貰いました。好印象でした。隣でも針を抜きますとやっていたので、本当に寒い日の採血は難しいものなんだと思いました。目の前で患者さんの反応がある大変な仕事だと改めて思いました。ご苦労様です。

化学療法科では、今回の休薬期間の状況についてものすごく丁寧に、かつ親身になって話しを聞いて貰い、色々アドバイスを受けました。本日の看護士さんは患者さんと向き合う間は、しっかりと患者さんの目を見つめ話しを聞いてくれるスタイルです。患者さんとの面談が終わってからカルテの入力をしています。比べて見るとカチャカチャ入力しながらの診察は効率的であるもの、どうしても患者さんとのコミュニケーションがその分減ってしまう印象があるでしょくか?まぁ正確にカルテに書き込むには、都度入力して行くスタイルももちろんありだと思います。寒くなって副作用の痺れがぶり返していることを伝えたら、手足の痺れ対策としてヘパリン入りの保湿剤を先生に処方して貰いましょうとなった。効果が楽しみ。

続いて主治医先生の診察ですが、ここで残念なお知らせがありました。先日送付した細胞では遺伝子検査が出来ないと言う連絡があったので、違う細胞を送付したところ、これでも検査が出来ないとの連絡があったとのこと。嫌でなければ又細胞を採取しませんかと相談されました。少し考えて、親戚縁者に癌で亡くなっている人も居ないことから、遺伝子検査は空振りの可能性が高いと思うので、ここで中断もやむなしと返答しました。また新薬に変更後、治療費が高くなり、家計への影響が大き過ぎると正直に伝え、投薬期間を延ばすことも考えたいと伝えました。投薬期間は標準の治療法であり延ばすのは先生的にはやりたく無さそうな反応でした。一方新薬薬(聞き取れず)が高いらしく、以前使っていた薬(聞き取れず)に戻す案もあるとの事でした。今は新薬が効いているので、もう少し続けてみて、言われるだけの治療では無く、相談して治療を考えて行きましょうとなりました。お尻用の軟膏も多めに処方箋出してもらいました。治療頑張って行きましょうと送り出してくれる先生に感謝です。

いよいよ投薬開始。本日はあまりバタバタしている印象はありません。窓際ソファーで点滴開始です。吐き気止めの点滴30分x2から始まるのですが、2本目の吐き気止めを入れ始まる猛烈な睡魔に襲われます。会社のメールチェックはおろか、用意したkindle本も1ページも開かずに爆睡。うつろ、うつろしているとお昼過ぎになっていて、おにぎりをゆっくりパクパクし始めます。するとオシロからピープ音が鳴り始め、薬交換の時間です。食べかけのおにぎりを一旦サイドテーブルに置き、マスクをかけて薬の交換をして貰います。食べ終わるとまた瞼が重く落ちて来ます。早目に投薬を終える方もいらして、周辺が徐々に静かになっています。

投薬終了が近づくと、検温、血圧を計測します。ちょっと体温が上がってますね。血圧は今日はこんなに低いのかしら?と検診時に測った血圧と比べます。眠いせいか低くなってるようです。クラクラしますか?と聞かれましたが、特に変わった点は無いので大丈夫と答えました。100以上はあるので問題はないでしょうとのことでした。行き交う看護士さんに挨拶して化学療法室を後にします。いつもありがとうございます。頑張ってください。

会計の前に計算によると、「高額医療費控除のレベルが変わったのかな?いや検査中止のキャンセル料が発行するようです。計算終わりましたら窓口で精算お願いします。」ほぉ、かみさんと遺伝子パネル検査が出来ないならお金返して欲しいねとLINEのやり取りをしていました。ググって見ると検査が出来ないとなると事前に払い込んだ費用から諸手続きの費用は除き戻って来るようなことが書いてありました。若干期待はしていたものの、まさか今日戻ってくるとは驚きです。対応の速さに感謝です。
またそれだけでは無く、高額医療費控除も再度、紐付けされ適用された窓口支払い金額になっているようです。初回申し込み時期から丁度1年経ち、その期限が切れ、マイナ保険証に切り替わることもあり、空白の期間があったものと思われます。残念ながら本件について、会社の保険グループも、病院でも、自動的に付加される筈ですと軽くいなされていました。主治医先生にも家計が危ういと話しましたが、10月分の費用が控除されることに期待します。気になって帰宅後、マイナ保険証を確認したら限度額適用認定証が付加されていることを確認出来ました。保険証を使う機会がない皆様におかれましても、忘れずにマイナ保険証への移行手続きを行うことをおすすめします。

マイナ保険証移行直後は無かった限度額適用認定証

ここまでで記事を終わるつもりでしたが、最後にもう一言。病院から戻ると眠気優先、食欲はあまり無いので直ぐに横になって眠ります。20時過ぎでしょうかトイレに行きたくなり目を覚まします。晩御飯は要らないことをかみさんに伝えてベッドに横になると長女が帰宅した模様です。
深夜1時ごろでしょうか、土砂降りの音に目を覚ましてトイレに行き、またベッドに横たわり寝る準備をしていると、ガチャっと玄関を開ける音がします。土砂降りの音に混じって激しい落雷も聞こえて来ます。一瞬なにごと?と驚きましたが、今度は次女が帰宅したのだと理解しました。
睡眠時間のパターンと娘たちの帰宅がリンクした不思議な夜でした。おしまい。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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