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無目的に飛ぶっていうのはもうできないよな。

ニューヨークで行われたアマチュア作家展覧会のレセプション動画を見ていた。
この展覧会の謳い文句が、「ニューヨークでビッグなチャンスを掴んで世界へ羽ばたこう」というものだったので、作品も、なんだかぶっ飛んでいるものが多かった。なんでもokって感じで、レセプションでもライブパフォーマンスが行われ、作家さんたちがそれぞれの持ち味を生かしてパフォーマンスを披露していた。
うまいんだけど、素人だな、と思った。それでもいいんだろうな、楽しんで弾けることが目的なんだから。

この展覧会に応募するか否かを考えてたんだけど、いまいち気が乗らない。
私も弾けてみたいなあを思うし、主催者の動画見ていても喋っていることは面白いと思うし、なんか面白いことが起きるかもな、と思ったんだけど、そうのように煽っているだけのようにも見えて、ちょっとこれはやめようかな、という方向に傾いている。
「最初の一歩が出ない奴は絶対成功しない!」なんて言っているけど、最初の一歩で散財したくないんだよな。そう思ってしまうのは、やっぱり私の本当にやりたいこととずれているからで、相手のノリに押されるのはまずいと思うから。

無目的に飛ぶっていうのはもうできないよな。カオスばかりていていても飛べないんだよ。ちゃんと着地できないと。
ニューヨークで何をするんだよ。なんのために、誰に向かって、何をするんだよ。そのへんのコンセプトが定まらないとイマイチ全力出せないのよね。

金にも時間にも余裕があるマダム芸術家なら、そんなことしないでアートライフを謳歌できるんだろうなあ。
私はそういうタイプじゃないってことだろう。aidoma定めないとダメなんだ。

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