心技体を意識して、自分で自分を育てよう
こんにちは、Yoshiです。
本日は、「自分を育てること」について書きます。
自分を育てていますか
皆さんは、自分自身を大切に育てていますか?
資格取得に向けて勉強している方、厳しい環境でもがきながら成長している方など、様々な方がいらっしゃると思います。
日本人の社会人の平均勉強時間は先進国最低と言われておりますので、上記のような勉強をしている方はそれだけで偉いです。
では、さらに質問です。
知識だけでなく、心や身体も育てていますか?
こうなると、なかなかいない気がします。
「感情は大切にしているけど勉強していないな、、、」
「めちゃくちゃ勉強しているけど体を鍛えていないな、、、」
「体はめちゃくちゃ鍛えているけど人に嫌われやすいな、、、」
このような方が多いのではないでしょうか。
「自分」の構成要素
私は、人間の構成要素は心技体で表すことができると考えています。
つまり、
心 ・・・感情や価値観などの根底にあるもの
技 ・・・知識やスキルなど、身に付けるもの
体 ・・・筋肉や臓器などの物理的な肉体
です。
そして、より良い人生のためには、これら三つ全てを大切にし、育て、発展させていく必要があると考えます。
自分を育てるとは
なぜ三つの要素を育てる必要があるのか。
そうしないとバランスが悪くなり、どこかで限界が来たり損をしたりするからです。
例えば、心は凄く豊かだけど技が乏しい場合。
「良い人だけどバカ」という扱いになり、損する可能性があります。
心も技も高いけど、体が弱い場合。
ものすごいポテンシャルを持っているのに身体が弱いため活躍できない可能性があります。
技と体が優れているけど心が貧相な場合。
「技術はあるけどとっつきにくい人」になります。
いずれも、人間としてダメだとか言う話ではなく、活躍の幅が限られてしまうよねということです。
それにより損をしたり、人生の幸福度が下がってしまいます。
だから、心技体全てをバランス良く大きくすることで、「人間性も高くて技術も高い。体力もあってどこでも活躍できる人」になることができ、人生の幸福度を上げることができるのです。
私はこのことが、本当の意味で自分を育てることだと考えています。
自分を育てる方法
では、どうすれば心技体を育てられるでしょうか。
心
心を育てるのにおすすめなのが、瞑想です。
毎日10分でも、静かな環境に座って目を閉じ、自分の呼吸に意識を集中さる。
自分の中にある感情や雑念に気付く。
気付いたら、それを捨てる。
これを繰り返すことで、クリアな心で日々を接し、余計な物事に反応することが無くなります。
結果、物事の捉え方が変わり、イライラが減ったり、人との接し方が変わったりします。
技
これは、シンプルに勉強ですね。
ただ、勉強と言っても受験勉強のように事実や答えを詰め込むのではなく、自分で物事について考える探求学習が重要です。
ある一つの事象を目にしたら、その意味は何だろう?そのつながりは何だろうと考えてみる。
過去自分が経験したことと紐付けたり、他の物事との共通点を探してみる。
別にノートもペンもいりません。
頭の中で色々妄想しているだけで、思考力を高めることはできます。
体
これもシンプルで、日々のストレッチとトレーニングです。
ストレッチは、お風呂上りにテレビでも観ながら毎日10分でも良いのでやると良いです。
現代人は座りっぱなしで身体がガチガチですから、そこをほぐすだけでかなり調子が良くなります。
トレーニングも、何もジムに行く必要はありません。
毎日10回でも15回でもスクワットをしたり、肩甲骨を動かすだけで充分です。
心技体を育てて、より良い人生をデザインしよう
昨今は「人生100年時代」「リスキリング」など、長い人生を見越して自分で自分の人生をデザインするような考え方が広まっています。
これは必然の流れだと思いますし、非常に良い流れとも捉えています。
自分の人生は自分で主導権を握ってデザインしていく。
当たり前っちゃ当たり前ですが、その方が良いですよね。
ただ、そのためには責任や、相応の努力が求められます。
楽なものはありません。
そのための一つの手段として、心技体を意識して自分を育てるということがあります。
何も特別な努力が必要なものはありません。
日々の小さな積み重ねが大切です。
皆様も、ぜひ心技体を意識して、自分を育ててみてください。