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仕事に魂をこめる~コンサルとしての仕事観~
仕事に魂を込める。
目には見えないこだわりでも、魂のこもった仕事は相手に伝わる。
それが私の仕事観の一つです。
こんにちは。トミーです。(@yoshi_climb)
コンサルティングファームでITコンサル/マネージャーとして働きながら、副業でコーチをしている、ボルダリングと水樹奈々が生きがいの32歳一児の父。
今日は、「仕事におけるこだわりの大切さ」について書きます。
先日、いつものとおりボルダリングのホームジムに行ったら、店長が課題をセットしていました。
それ自体はいつもの光景なのですが、今回は妙に時間がかかっている。
なぜかと思って見ていると、一つのホールドを取り付ける際、ホールド同士が真っ直ぐになるように何度も微調整をしていたのです。
「登れれば良いじゃないの」と聞くと店長は、笑顔でこう言いました。
半分は自分のこだわりだけど、こういう細かいところがお客さんに伝わるんだよね~。
聞くと、以前セットした課題ではホールドのロゴの向きを利用して次のホールドの方向を示すという工夫まで凝らしていたそう。
そんなこと全く知らなかった私は、店長のこだわりに感嘆しました。
店長が課題に込める細部へのこだわりは、お客さんが登る際に直接影響するわけではありません。
でも確かに、店長の作る課題はどこか単なる課題以上の魅力がある。
なんというか、パッと見てきれい。登りたいと思える。
同じジムで働いているアルバイト君の課題は、そう感じないことが多い。
その違いは、たぶんそういうこだわりなのだと思います。
店長の話を聞きながら、これこそが「神は細部に宿る」という言葉の本質なんだろうなと感じました。
コンサルタントとして資料を作成する際、細部まで考えて丁寧に作り込んだものと、適当に作ったものでは、一目で違いが分かります。
内容が正しいかどうかはさておき、魂を込めて作った資料は、見る人の心に響き信頼を生み出す。
どんなにきれいな言葉を並べても、そこに魂がこもっていないと伝わらない。
この文章もそうかもしれません。
同じことは日常生活、あるいは人生にも言えるでしょう。
毎日を適当に過ごす人と、目標やテーマを持って日々を過ごす人では、表情や体型、考え方に違いが現れます。
自己肯定感や自己愛についても同じ。
ワークなどで表面的にこなした人間と、人生をかけて真剣に悩み、暫定的にでも得た深い洞察では大きな違いがあります。
全社は単なる自分勝手になる。後者は、自分の本質や社会との繋がりを踏まえた上で自分を大切にする。
例え目には見えなくとも、裏にある思いやストーリー、魂が人を動かす力になるのです。
結局のところ、人は見えない部分、内側にあるエネルギーや考えに惹かれるのだと思います。
特に昨今はAIの発展で、一般的な情報はいくらでも手に入ります。
そこで差を生み出すのは、やっぱりその人だけの哲学やこだわり。
そして、その想いを言葉にして発信することで、さらに魅力は増していくのです。
細部へのこだわり、そして魂を込めた仕事。
それが、あなたらしさを作り出し、あなただけの魅力を作りだすのではないでしょうか。
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