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傾聴の技術:全身全霊で聴く

こんにちは!Yoshiです。(@yoshi_climb)
コンサルティングファームでITコンサル/マネージャーとして働きながら、副業でコーチをしている、ボルダリングと水樹奈々が生きがいの32歳一児の父です。

今日は、日常生活でもビジネスシーンでも非常に重要な「傾聴」について、私の経験を交えてお話しします。

「傾聴」という言葉、皆さんよくご存知だと思います。
お客様の話を聞く、チームメンバーの話を聞く...。
でも、本当に「聴けている」でしょうか?

私の定義では、傾聴とは相手の話を全肯定して全身で受け入れることです。
ただ相手の話を聞くのとは違うのです。
これには2つの重要な要素があります。

1. 全身で聴く

これは、相手の言葉だけでなく、表情、声のトーン、仕草など、言葉以外の情報にも注目することです。
例えば、ある話題で相手の貧乏ゆすりが増えたり、考える時に右下を向いたりする...。
こういった細かな変化に気づくことで、相手の感情や本音を察することができます。

例えば私の場合、クライアントとのミーティングでちょっと言いにくいことを話しているとき、言葉では前向きな反応を示していても、体の姿勢や視線の動きから躊躇を感じ取りました。
そこで、追加の説明や提案を行ったところ、議論が前進し、きちんと結論にたどり着いたという経験があります。
これは、ただ情報のみを伝えるのではなく、それ以外の要素も含んだ全身で聴いていたからこそ可能だったのです。

2. 全肯定する

これは相手の意見に賛同するのではなく、まずは受け止めるということです。
例えば、極端な意見でも、「そうなんですね、あなたはそう思うんですね」と受け止めます。
これにより、相手は自分の意見を守るための敵対モードに入らず、より深い議論が可能になります。

この「全身全霊の傾聴」を実践することで、相手との信頼関係が大きく変わります。
特に部下との1on1ミーティングでは有効です。
部下の話を遮って、「わかるよ、俺も若い時は...」と自分の経験を押し付けるのではなく、まず相手の気持ちを全身で受け止め、全肯定することが大切です。

ここで重要なのは、相手の意見を「我慢して」聞くのではなく、自分の判断を「一時的に置いておく」ことです。
言いたいことは沢山あるでしょうが、それは一旦置いておいて、まず、相手の話をちゃんと聴く。
この姿勢が大切です。

この「全身全霊の傾聴」は、すぐに習得できるスキルではありません。
私も、何度も失敗を重ねながら磨いてきました。
しかし、意識して実践することで、必ず上達します。

習得するのは難しいですが練習するのは簡単です。
次のミーティングで、相手の話を聞きながら「今、相手はどんな表情をしているだろう?」「声のトーンに変化はあるだろうか?」と意識してみてください。
また、相手の意見を聞いて「そうだね」と言う前に、一呼吸置いて「相手の立場だったら、どう感じるだろう?」と考えてみるのも良いでしょう。

小さな実践を積み重ねることで、徐々に「全身全霊の傾聴」が自然にできるようになります。
そして、それは必ずや皆さんのビジネスコミュニケーションを豊かにし、信頼関係構築の強力なツールとなるはずです。

皆さんも、ぜひこの「全身全霊の傾聴」を意識して実践してみてください。
そして、コミュニケーションの変化を体感してみてください。
きっと、新たな発見があるはずです。


この記事は、私のpodcast音声データからAIにより作成しています。
仕事に役立つ情報やマインド、副業立ち上げの裏側などをお話ししております。ぜひ通勤中などにお聴きください。
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