自己否定せず、正しく反省するための思考法
こんにちは!トミーです。(@yoshi_climb)
コンサルティングファームでITコンサル/マネージャーとして働きながら、副業でコーチをしている、ボルダリングと水樹奈々が生きがいの32歳一児の父です。
今日は、「自己否定のループに陥らずに、正しく反省するための思考法」について書きます。
皆さんは、何かミスや上手くいかないことがあったとき、反省していますか?
反省とは、起こったことに対して何が悪かったのか、それを防ぐために何をすればいいのかを考えること。
同じ過ちを繰り返さないために、反省はとても大切です。
でも、この反省が行き過ぎてしまうと、自己否定に変わってしまうことがあります。
反省と自己否定は似て非なるもの。
反省は大いにすべきですが、自己否定は全く意味がないので、避けるべきです。
反省と自己否定の違いは何でしょうか。
反省は前を向いています。
起きた事象に対して、原因は何だったのか、自分は何ができたのか、あるいは何をしてしまったのかを考えます。
そして、この事象が再び起こらないようにするために、具体的にどういう行動をとるべきかを考えます。
一方、自己否定は過去や現在の妄想に向いてしまいます。
「こんなことをしてしまった自分は悪い人間だ」「能力がない」「誰かに嫌われたんじゃないか」といった考えに陥ります。
特に、厳しい教育を受けてきた人や、プレッシャーを受けて育ってきた人は、過剰に自己否定をしてしまう傾向があります。
私もその一人。
些細なミスで「自分はダメだ」と思い込み、自分をひたすらに傷つける癖がありました。
自己否定は何も生み出さず、自分を傷つけるだけです。
傷ついた状態で次の一歩を踏み出そうとしても、エネルギーが残っていないため、行動できずにその場にとどまってしまいます。
そして、また同じような失敗を繰り返し、自己否定のループに陥ります。
そうやって、自分で自分を否定し続けることで、結局何も現実を変えることができず、気づいたら傷だらけの自分が立っているだけ。
本当に、無駄な行為です。
では、自己否定を避けるにはどうすればいいのでしょうか。
まず、自己否定している自分に気づくことが大切です。
ネガティブな思考に陥ったら、「これは妄想かもしれない」と自覚することです。
もし本当に気になるなら、相手に直接聞いてみるのも一つの方法です。
次に、行動にフォーカスすることです。
現実を変えるには行動が必要。
だから、何か少しでも行動を取ることで、物事を前に進めることができます。
現実が変われば、自己否定している暇もないし、意外と良い結果になるかもしれません。
仕事をしていると、うまくいかないことや後悔することはたくさんあります。
そんな時、以前の私なら自己否定のループに陥っていたかもしれません。
しかし今は、そういう思考に入りそうになると、「これは妄想だ」と認識し、起こった出来事を振り返り、次に何をすべきか、どう行動すべきかを考えます。
現状に絶望するのではなく、より良い未来を作るために何をすべきかを考えて行動する。
そういうマインドを持つことで、自己否定の機会や深さは軽減されました。
何度も言いますが、自己否定には何の意味もありません。
誰もその努力を見てくれませんし、ただ自分を傷つけるだけです。
自己否定ではなく、反省して未来につながる行動をとりましょう。
そうすれば、より良い未来を自分の手で作れるようになります。
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