オンラインでも!ねずみくんのチョッキ展
6月1日にオンラインで開催されたねずみくんのチョッキ展に参加してきました。
なんとこの企画、ねずみくんが会場を案内してくれたり、なかえよしを先生本人から貴重な裏話を聞けたりと見どころ満載!
約1時間の企画でしたが、あっと言う間に時間がすぎ、私はまだ幸せの余韻の中にいます・・
オンラインでも!ねずみくんのチョッキ展 どんな内容?
6月2日から開催される松屋銀座でのねずみくんのチョッキ展に先駆けて開催された「オンラインでも!ねずみくんのチョッキ展」。こんな内容でした。
・「ねずみくんのチョッキ」の作者のなかえよしを先生と、アナウンサーの長谷部真奈見さん、そしてねずみくんが、松屋銀座からライブで会場を案内
・チャットでリアルタイムに先生やねずみくんとコミュニケーション
・絵本「ねずみくんのチョッキ」の誕生秘話などが聴ける
・先生発案!?の大喜利タイム
・ねずみくんの撮影タイム
・おすすめグッズの紹介
コロナ禍ということもあり会場に足を運べない方も多い中で、このオンライン展覧会はとても嬉しい企画。
そしてチャット機能で先生やねずみくんと繋がれるので、楽しさ・嬉しさは無限大です。
実際にちょこまかと画面に現れるねずみくんに対し、チャットは「可愛い!」と大盛り上がり。また大喜利タイムでは、先生が出した「5つ子の子供のコアラくんがびっくりする状態に!さてどんな状態?」と言うお題に対し、参加者がチャットで回答、先生が「いいですね〜」など感想を述べてくれるなど、大盛り上がりでした。
またリアルタイムでの実施と言うことで、素のなかえよしを先生の姿が見れたのがとてもよかったです。
優しい眼差しとは裏腹に少し辛口な場面もあり「ああ素直な方なんだな」と思わずクスッと笑ってしまいました。
(大喜利のコーナーで、アナウンサーの方が「5つ子のコアラがみんなで肩車をしていた」という回答を出した時に、「いや子供のコアラだからそれはないでしょう」とバッサリ切っていたのが印象的でした。)
こんな風にねずみくんが誘導してくれます
なかえよしを先生が語る!ねずみくんシリーズの制作の裏側
先生と一緒に絵本の原画やスケッチ、制作現場の再現コーナーなどを周る中で、「ねずみくんのチョッキ」の誕生秘話や、絵を担当された上野紀子先生との思い出がいっぱい聞けました。
ねずみくんのチョッキを作成する時のヒントとなった、フォルクスワーゲンの広告の話や、上野先生が使っていた鉛筆を見ながら上野先生のこだわりや思い出を紹介してくれる姿は、きらきらしていて本当に楽しそう・・・。
思い出話の詳細はこちらで紹介しています。
一番印象的だった言葉は、現在の絵本の制作スタイルに関するお言葉です。
2019年に上野先生が亡くなられてから、なかえよしを先生はMacとフォトショップのデジタル技術を駆使して、作品を作られています。
過去の作品の絵を切りはりして新しい作品を作られているということでしたが、「今の方が一生懸命絵を見ますね」とおっしゃられていました。
絵を見る中で上野先生の絵に対するこだわりや、登場人物のまるで人間のような表情の豊かさを再発見されているんだろうな。
胸キュン!ねずみくんの撮影タイム
オンライン展覧会の途中、撮影コーナーでいきなり始まったねずみくんの撮影タイム!
「ぜひチャットでねずみくんにして欲しいポーズをリクエストしてください!」とのことで、チャットは「美味しいのポーズして!」や「逆立ちして!」など大盛り上がり。それに一つ一つ答えようとしてくれるねずみくんの姿が可愛いこと・・
スクリーンショットを撮る手が止まりませんでした。
「美味しい」のポーズをとるねずみくん
会場にはこんな撮影コーナーがあります
終わりに
本当に素晴らしく貴重な時間を過ごすことができました。
この企画をしてくださった方と、いろんな思い出をシェアしてくださったなかえよしを先生に心から感謝です。
しかしオンライン展覧会のアーカイブが6月4日で終わってしまったのは心から悲しいですね・・いつかどこかで再上映されるその時を楽しみにしたいと思います。
このオンライン展覧会に参加して思ったのは、なかえよしを先生と、上野紀子先生の二人三脚は、新しい形でずっと続くんだな、ということ。
次はどんな作品ができるのかな?次回作に期待です。(新刊のねずみくんのピッピッピクニックも見なきゃ!)
左がなかえよしを先生。おそらく帽子とTシャツにねずみくんがいました。
お茶目で可愛い先生が大好きです
それではまた明日。