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妊婦の薬使用について思うこと
過去3人の子供の妊娠も、今回4人目の妊娠も、私はつわりが本当に辛かったです。
1人目の妊娠の時は、妊娠初期の一番ひどい時、夫が先に海外赴任しており自分1人で暮らしていたので、ひたすら家に引きこもり、最低限の仕事をリモートでしながら、ただ時が過ぎるのを待つという感じでした。誰のお世話もしなくてよかったので、マンションの下のコンビニにいって、その時の気分で食べられそうなゼリーなどを買って、お腹に入れていました。2ヶ月で5キロほど体重が減りました。
2人目以降の妊娠のつわりは、上の子のお世話もあるので尚更大変でした。どんなに気持ち悪くても、保育園のお迎え、夕食、お風呂、寝かしつけなどをしなくてはなりません。気持ち悪くて食事を作るのも苦痛でした。保育園の延長サービス、食事の宅配、色んな外部サービスにも頼りました。
今回、妊娠初期はそこまで生活に支障をきたすほどのつわりではなかったのですが、15週に入って激しい頭痛と吐き気に襲われました。食べても全て吐く、吐くのが怖くて家から出られない、頭痛がひどくて横になるも頭が痛くて寝られない。仕事もなんとか必要なリモート会議に出席するくらいしかできない。夕方以降も子供たちの前で笑顔でいられない。日常生活がまともに送れなくて、病院を受診しました。(前回の記事)
注射から2日経ち、再診。多少の吐き気と頭痛はあるものの、かなりよくなったと先生に伝えました。おそらく人よりは遅い時期だけれど、つわりだろう、と。
そして、今回は2種類の薬を処方してもらいました。
お会計は、3621バーツ。
前回同様、目眩どめのDramamine
もう一つは、以前妊娠初期に不妊治療病院でも処方してもらった吐き気どめのOnsia
どちらのお薬も、インターネットで調べると、下記のように書いてあります。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ投与すること。
なので、気になる方は飲むのは中止されるのをおすすめしますが、私は辛い時は服用しようと思っています。
ここ数日、
国内初の中絶飲み薬 厚労省“異例”の議論差し戻し 産婦人科医会の意見書受け
というニュースをXなどでよく見かけます。
海外で長く暮らしていると、他の先進国に比べて、日本の女性たちは妊娠•中絶•出産に関する選択肢が狭められていて、古い価値観の押し付けられていると感じることが多くあります。
もちろん、お腹の赤ちゃんのことを考えたら、何の薬も使わない方が安全かもしれません。でも、本当に辛い時はお医者さんに相談して薬だって飲んで良い、無痛分娩を積極的に選んでもいい、産後は思いっきり周りに甘えてとにかく母体を休めることを優先していい、そんな世の中になっていってほしいと思います。