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言語性IQと動作性IQ。そして未来に向けて1歩ずつ
先日、リハビリの際に実施した検査から自分のIQスコアが分かった。
健常者だった頃はIQテストなんか受けたことなかったのでとても良い機会だったし、結果からなるほど!確かに!と思うことがあったので今回の投稿で共有したいと思う。
ウェクスラー成人知能検査(WAIS)
私が受けたのはウェクスラー検査、WAISと呼ばれる検査である。
・言語性IQ
・動作性IQ
・合成得点による全検査IQ
WAISではこの3つのスコアを得ることが出来る。
検査ではどんなことをするのか?
結構ボリュームがあるので抜粋するが…
・言葉の意味の説明
・読まれた文章の理解度を確かめる
・積み木とか絵、図柄の並べ替え
・数字を覚える、逆から言う
・条件に合致する記号をチェックする
大体こんな感じ。
検査はとにかく疲れる。
テスト中あくび連発は当たり前。笑
検査結果
言語性IQ:120
動作性IQ:60
全検査IQ:100
と、なかなか尖った結果になった。
大体は85~115に収まるらしいのだが、言語性IQが飛び抜けて高く、動作性IQが飛び抜けて低く、トータルが標準というスコア。
これは後で脳梗塞で受けた右脳損傷によって動作性IQに影響が出てるようだ。
言語性IQと動作性IQって?
発達障害のサイトであるが、言語性IQと動作性IQが分かりやすく書いてあったのでこちらから引用する。
言語性IQ>動作性IQの場合は、「文章を読んで理解するのが得意」「物事を多角的に捉えられる」など、言語や文章で理解・記憶することが得意ですが、言葉のみで指示されたりすると理解できなかったり、要領が悪かったり、動作が遅く、マルチタスクが苦手な傾向があります。
状態としては結構近いものがあるなぁと思った。
割と言葉、事象などについての記憶や理解度は高いし、正確性も高い方だと思う。
しかしながら物凄いスピード展開されるような、マルチタスク(マルチレベルでは無いもう収拾がつかない様なあれもこれも)は苦手。これは前職で証明されてしまった。
現在の仕事はマルチタスクではあるが、以前のようにslackで誰にメンションされてどんなことを言われたのかもわからなくなるようなことはない。その時と比較して少しゆっくりしたペースで仕事が出来ているので、やるべき仕事が明確で、進捗も管理出来て、タスクをしっかり消し込むことが出来ている。
なので、これらの自身の状況から言語性IQと動作性IQのスコアは納得度が非常にある。
今後に向けて
いずれまた別の記事で書こうかなと思っているのだが、7月に受けた同種の検査を再度受けたところ、スコアが改善している項目があった。
毎週の脳リハだったり、疲弊しきってしまった仕事から休養を挟んでゆっくり進められる仕事に移ったこともあってか、自身でも調子が少し良くなってるなぁと思うところがある。
もちろんスコア通り苦手な部分はまだまだある訳ではあるが、リハ、人とのコミュニケーション、理解や配慮ある社会への参加の継続で変化したのかなと思う。
今回のIQスコアでわかった苦手な部分をどう少しでも改善していくのか、課題を明確にしてアクションプランを考えて行きたいなと思う。
ここまで読んで頂きありがとうございました!
次回の投稿もよろしくお願いします!!