マツダミヒロさんの著書『質問は人生を変える』の文章の一節をもとに、教師目線で感じたことや学んだことを書いていきます。
教員をやっていた時の私は枠にガチガチにはまって、広い視野がもててない人間でした。
「子どもは学校に行かなければいけない」という考えでしたから、自分が担任するクラスに不登校の児童がいたなら、なんとかして学校に来させようといろいろ手を尽くしていたと思います。
子どもを自分の思い通りにコントロールしようとしていたのです。
でも、「子どもは学校に行かなくてもいいかもしれない」という考えに変えたら、自分も子どもも気持ちが軽くなるのではないでしょうか。
子どもは、「どうしたいの?」の質問で自分の心に向き合い、自分の意志で行動することができます。
先生も、子どもを無理矢理コントロールすることがなくなり、広い視野で接することができるようになります。
「べきだ」「~しなければいけない」「~してはいけない」という言葉を、「かもしれない」と言い換えてみることって、子どもに寄り添う上で大切なこと。
積極的に「かもしれない」に言い換えたいですね。
枠を取り払おう