おしゃれ迷子だった私が、なりたい自分に出会えた
おしゃれな自分を手に入れるまでの道のり
小さい頃からおしゃれに興味があったものの、たくさん洋服を買ってもらえる環境ではありませんでした。
代わりに、着せ替え人形にいろいろな服を着せて遊び、自分のファッションへの興味を満たしていました。
高校卒業後は、その興味を活かして服飾科のある短大へ進学。2012年に卒業しましたが、その年は震災の影響で就活が厳しい年でした。
いろんな企業を見て回りましたが、やっぱりアパレル業界で働きたいという気持ちが強く、現在働いている会社のアルバイト採用試験を受けました。
アルバイトとして採用され、その後、翌年の2013年に第二新卒として正社員になることができました。
プロの診断で「なりたい私」を目指して
20歳のとき、パーソナルカラーと骨格診断を受けることにしました。
アパレルスタッフとしてのオーラを纏いたかったからです。ショッピングモールや駅ビルで見るおしゃれなアパレルスタッフさんたち。休憩中でも一目で「スタッフ」とわかるオーラを持っています。私もそんなオーラを手に入れたい。お客様から「この人、スタッフなんだな」と信頼される存在になりたかったのです。
それに加え、同じ服を着ていても「他の人は似合うのに、私にはどうして似合わないんだろう?」という悩みがありました。そこで、パーソナルカラーや骨格診断に興味を持つようになりました。
診断の結果、パーソナルカラーは「ブルベ夏」、骨格診断は「ウェーブ」。
これで似合う服の軸が見えた気がしました。しかし、診断結果に忠実に従い、ウエストマークやパステルカラーなどを選んでも、何かがしっくりこない。
「これではダメだ」と思って、かえって自分の選択肢が狭まってしまったように感じました。
顔タイプ診断で得た新たな視点
その2年後、「顔タイプ診断」という新しい診断を知りました。
顔のタイプに基づいて、似合う服の系統がわかるというものです。「これで今の悩みが解決できるのでは?」と感じ、早速受けてみました。
その結果、私の顔タイプは「フレッシュ」と「ソフエレ」の中間で、骨格診断も新たに「ナチュラル」と出ました。
イメージコンサルタントさんに提案してもらったコーディネートは、これまでとはまるで違い、まさに「こうなりたかった!」と感動しました。
顔タイプを知ることで、他人と自分の違いを前向きに捉えられるようになり、「私は私」と、自分に自信を持てるようになったのです。
おしゃれを手放して「私らしさ」に目覚める
その後、妊娠し体重が増え、おしゃれどころではなくなりました。
しかし、出産後「おしゃれなママになりたい」と再び悩み始めました。インスタでスタイリストさんがおすすめする服や、雑誌に載っている服を買っても、思うようにおしゃれになれない。
「きっとブランド物を持たないとダメなんだ」と思い込みました。
そんなとき、ある本に出会い、長年抱えていた「おしゃれになりたい」という執着心を手放すことができました。「おしゃれじゃなくても、自分らしくいられればいい」という気持ちに切り替えたのです。
最後にメイク診断を受けて、自分に似合うメイクを見つけてもらいました。必要なコスメだけを残し、無駄なものを断捨離。これによって、より自分がなりたい顔つきになれたように感じました。
トータル診断で得た「おしゃれの軸」
メイク診断が良かったので、同じコンサルタントさんにトータル診断もお願いしました。
この診断を通じて、自分に合う服を選ぶ「軸」ができ、服の数が少なくても満足感が大きくなりました。毎日服を着ることが楽しくなり、買い物の時間も減り、コーディネートに迷うこともなくなりました。
おしゃれに時間を費やすのも楽しかったのですが、子供との時間が減るのはどうかと思っていたので、むしろこのシンプルな生活に満足感を感じています。おしゃれを手放した結果、私は本当に身軽になれました。
夢だった「アパレルスタッフのオーラ」を手に入れた
先日、社内で覆面調査がありました。その結果、スタイリングが項目の最高得点を獲得し、「一目でスタッフとわかった。笑顔がキラキラしていた」と褒められました。
とても嬉しかったです。あの時に憧れていた「アパレルスタッフとしてのオーラ」を、ようやく手に入れたのだと実感しました。
この経験を通じて、プロの助けを借りることで、より自分に合ったスタイルや生き方を見つけることができました。
おしゃれだけにとらわれず、自分らしさを追求する大切さに気づいたことで、日々の生活がシンプルで豊かになりました。
同じ悩みを持つ方にも、ぜひ一度プロの診断を受けて、自分に合った軸を見つけてほしいと思います。