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シンプルケアで心も整った肌断食



1. はじめに

肌断食とは、肌が本来持っているバリア機能を引き出すために、化粧水やクリーム、メイクを控える美容法です。
私がこの方法を取り入れたのは、鏡に映る自分の顔にショックを受けたことがきっかけです。
ファンデーションが浮き、頬がシワっとしていました。
当時は高価なスキンケアを使っていたのに、私の理想の「内側からツヤがある肌」とはならず…
自分の肌が自ら潤うチカラを取り戻せば、内側からのツヤは出てくるのでは?と推測し、食生活や生活を改善しようとしていたところ、肌断食に出会いました。


これは誰にでも合う方法ではないかもしれませんが、私には効果があった一体験として、ぜひ読んでいただければ嬉しいです。

2. 肌断食を始めた理由

以前は、角質化粧水で有名なスキンケアを愛用していました。最初は肌の調子も良く満足していましたが、製品がリニューアルするたびに新しいアイテムが増え、気づけばスキンケアの工程も増加。
どれが効果的かもわからなくなっていました。

さらに、維持するには経済的負担が大きくなり、
百貨店に買いに行くのも面倒くさい。出産直後だったのでスキンケアを探して出歩くのも現実的ではありませんでした。そこで、もっとシンプルかつ根本的に肌が綺麗になる方法を探していました。
そんな中で「肌断食」を知り、特別な化粧品を買う必要もないシンプルさに魅力を感じ、試してみることにしたのです。


3. 実践してみたこと

育休中だったので、まずは朝からメイクをしない日々をスタート。夜は洗顔料で洗い、その後は何もつけないで過ごしてみました。最初はつっぱる感じがありましたが、時間が経つと自分の皮脂が自然に出てきて肌が落ち着いてきました。

いくつか試したことの中で、続けた方法は以下の通りです。

ベビーオイルでクレンジング○:クレンジングをしないという方法が話題ですが、私にはベビーオイルでクレンジングが合っていたので続けています。

メイクを控える×:育休中はメイクをしないことができましたが、接客業ではそうもいかず、自分の気持ちも上がらないためメイクは継続です。ミネラルコスメや肌に優しいコスメではなく、自分が好きなシャネルやアディクションを使っています!

ワセリンケア○:朝は水で顔を洗い、少し湿った状態で米粒くらいのワセリンを顔全体に伸ばしてプッシュ。しばらくすると落ち着くので、その後メイクをしています。


4. 3年間続けた結果

肌断食を続けて3年経ちますが、スキンケアをしていた頃と比べても大きな違いはありません。
むしろ、肌のトーンが均一になり、ニキビや吹き出物のトラブルも減りました。小鼻の黒ずみもなくなり、肌全体がしっとりした印象になりました。

さらに、スキンケアの選択肢が減ったことで「何を使うべきか」と考える時間も減り、心の負担も軽くなりました。以前は肌の調子で一喜一憂していましたが、今は気楽に構えられるようになっています。


5. 終わりに

肌断食は完全にスキンケアやメイクをやめるものですが、私は自分に合ったバランスでシンプルケアに落ち着きました。

お風呂上がりにかける時間が大幅に減り、今では数秒で終わるようになりました。旅行や銭湯でも持ち物が減りました。
あんまりいたくない脱衣所のドライヤースペースをすぐに去ることができます。
(次の人が待ってるとか、鏡越しに他の人と目があいそう、とか気になりませんか?私が気にしすぎですか?)

「これでいいんだ」と思えるようになることが、心の健康にもつながりました。また、スキンケアをしたいとかもっと綺麗になりたい!と思ったら、スキンケアに手を出すかもしれません。今の私にとってはこれがベストです。

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