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人見知りだと思ってたけれど違ったみたい



1. はじめに:自分を「人見知り」と思っていた過去

学生時代、私はずっと「人見知り」だと思っていました。新しい人に会うのが苦手で、友達を作るのにも不安がありました。クラスメイトとはうまく話せず、気づけば自分から距離を置くようになっていました。
今でも連絡を取り合っている友人は、高校時代の同級生だけです。それ以外の友人関係は築けずにいたんです。

そんな私でも接客業はなぜかできる。
でも、同世代の「キラキラした」お客様や、グループで来店される方に対しては、自分から声をかけに行くのをためらってしまいます。
彼らと向き合う自信がなく、「自分なんて…」と思ってしまっていました。

2. オンラインサロンとの出会い

転機は、「アドラー心理学」の教えでした。
そこに書かれていた「共同体感覚」や「原因論」に触れたとき、私はふと「自分が感じている問題の原因は、もしかして自分の中にあるのでは?」と気づきました。
私は相手にとって一番大切な存在でありたい。でも、現実はそうではないことに苦しんでいました。親友は他にいる、自分はただの友達の一人。それが悲しくて、結局「もう一人でいいや」と自分を孤立させていたことに気づいたのです。

そんな時、読んでいた本の著者が主催しているオンラインサロンを見つけました。
「ここなら、自分を否定されずにありのままの自分を出せるかもしれない」
そう感じ、三日ほど悩んだ末、思い切って入会しました。

3. 環境の外の人々と会うことで気づいたこと

オンラインサロンに入会すると、メンバーの多くが「ストレングスファインダー」をやっていたので、私も挑戦することにしました。

結果は「最上志向」「ポジティブ」「適応性」「親密性」「着想」。

正直に言うと、最初は「ふーん、こんな感じか〜」と思っただけで、特に強い実感はありませんでした。

そんなある日、サロンメンバーが近所で集まるイベントがあることを知り、タイミングが合ったので参加することにしました。
私は人見知りだし、初対面の人たちとどんな風に話せばいいか不安だったのですが、意外なことに、すぐに打ち解けて話すことができました。

それどころか、ボードゲームを一緒にする中で、初対面の人とでも自然にコミュニケーションが取れている自分に驚きました。

4. 自分の長所に気づき、自分を好きになる

その集まりの途中、「ストレングスファインダーでは何が出たの?」と聞かれました。
おぼろげながら「最上志向、ポジティブ、親密性…」と答えたとき、ふと気づいたんです。
「私、ポジティブだし、親密性も持ってるじゃん!」。
自分の強みが自然に発揮されていることに驚き、同時にとても嬉しくなりました。
その場にいたメンバーも「確かに、すごくポジティブだよね」と言ってくれて、自分の長所を認められた気がして心が軽くなりました。

ずっと自分は人見知りで、他人と深く関わるのが苦手だと思い込んでいたけれど、実はそうではなかった。
人と話すことを楽しめるし、相手に親しみを持って接することができる自分がいたのです。

この発見は、私にとって大きな転機でした。


5. 長所を仕事に生かす

この気づきが、私の仕事にも大きな影響を与えました。
以前は「お客様とは距離を置いた方が良い」「あまり踏み込まない方が良い」「あんまり馴れ馴れしくしないほうがいい」と感じていたけれど、オンラインサロンのメンバーとの経験から、「親密性を活かしてお客様ともフレンドリーな関係を築けるはず」と思うようになりました。

これまでの上司にも「pomoさんは圧がないから、もっと積極的にお客様と話すと良い」と言われても、それが自分にできるとは思えませんでした。
でも今は、「私ならできる。なぜなら私には圧がないから。」と思えるようになり、積極的に話しかけたり、質問したり、提案をすることが楽しくなってきました。
ポジティブな視点を持つことで、仕事のやりがいもどんどん増していきました。


6. まとめ:たまには環境の外にでてみよう

自分を見つめ直し、受け入れることで、仕事が以前よりずっと楽しめるようになりました。
ずっと「人見知り」だと思い込んでいた私が、こんなにも変われるなんて、想像もしていませんでした。
特に、自分を客観的に見つめ、周りの人たちから優しく声をかけてもらったことが、大きな転機になりました。

時には、今の環境から少し外に出てみて、他の人からの温かい言葉や意見を聞いてみるのも良いかもしれません。
自分では気づかなかった素敵なところや、新しい一面に気づけるかもしれません。

外からのやさしい視点は、自分をもっと好きになり、成長するための大切なヒントを与えてくれました。
ぜひ、たまにはいつもとは違う場所で、新しい出会いや言葉を感じてみてください。


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