「自分は嫌われている」が実は違っていた話
(この記事はクライアントさんの許可をとって書いています)
イギリス在住アラフォー女性Aさんとのセッション。
「人に嫌われるのがこわい」という話から、「じゃあ、どんな時に嫌われていると思いますか?」と聞いてみました。
ストーリー1
Aさん
「たとえば、応援しているSnow Manの話をすると、『えー、なんでそんなのが好きなの?』『ジャニーズってチャラチャラしてない?』『わたし、ジャニーズって苦手だわ、むりむり。』とか言われて、わたし嫌われていると思うんです。」
わたし
「うーん、えっ?
お友達誰も『Aさんのこと嫌い』っていませんけれど?
もしかしたら、Snow Manは嫌いかもしれないけれど。」
Aさん
「あっ!」
ストーリー2
Aさん
「あとは、イギリスのことを友達からネガティブに言われちゃうと、自分のことを否定されたみたいで、なんか落ち込んじゃうんです。『食べものまずそう』とか『人種種差別ありそう』とか。」
わたし
「Aさん、それもイギリス=自分って思っていませんか?
なんかイギリス代表みたいに背負ってますねー」
Aさん
「爆笑」
あなたの好きなことが嫌い
=わたしが嫌われた
あなたの住んでいる国が嫌い
=わたしが否定された
と、脳内変換してしまう。
でも実際Aさんは相手に嫌われていないし、否定もされていませんね。
逆にSnowManが好き、イギリスが好き
=わたしのことが好き、でもない。
自分の好きなことを、相手にも好きって言って欲しい。
自分が大切にしていることを、相手にも大切にして欲しい。
でもそれは相手が決めること。
自分にコントロール権は残念ながらなし!
そしてたとえ相手が自分の好きなこと・大切なことを嫌いでも、
あなたのことを嫌い・否定しているのとは違います。
そこは「あなた」と「あなたの好きなこと・大切なこと」を
切り離すことが大事。
そんなわたしも昨晩夫に「今日のスープの味薄くない?」と言われ
わたしが否定されたと、瞬間的にムッとしました。
でも「あっ、わたしのことじゃない。」とすぐ気づくことができ
夫婦げんかは無事回避。笑
ちなみにわたしは料理が苦手なので、自分が弱いところをつかれると、なおさら過剰反応しちゃうんだよなー
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