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キッスであり続けたボブ&ブルースキューリック
負けず劣らずのキッスアーミーであるJオヤジさん。かなり熱を帯びてキッス愛を語ってます。そりゃあ続かないわけにいかないでしょう
最近お気に入りのキッス曲がこれ
All AMERICAN MAN (KISS ALIVE Ⅱ) 1977
若くしてロックスターに駆け上がったキッスのポール・スタンレイはまさにオールアメリカンマン。1980年代はクリアでハイトーンな歌声になってましたが、この頃は地響きのような重圧感と色気が溢れ出てました
キッスアライブ2は、その名の通りライブアルバムでありながら4面の全5曲はスタジオ録音。不思議な構成で全曲ライブを聴きたかった自分はモヤモヤしてました
この曲も含め3曲でリードギーターを務めたのがキッスを陰ながら支え続けたボブ・キューリック。ノーメイク時代キッスに在籍したブルース・キューリックの実兄です
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そのボブ・キューリックが弟ブルースと共演した2017年11月5日キッス主催の船上ライブ。キッス・クルーズ VIIの映像と音源はキッスアーミーのにとって感動ものです
ボブ&ブルースが携わったキッス楽曲で構成されたセットリストは、キッスのライブでは脚光を浴びることのなかった曲多めですが、100万回は聴いたであろうDetroit Rock CityやLove Gunがなくとも十分堪能できる内容でした
[セットリスト]
01. All American Man(ALIVEⅡ)
02. Hide Your Heart(HOT IN THE SHADE)
03. Wouldn't You Like To Know Me(ASYLUM)
04. Domino(REVENGE)
05. Larger Than Life(ALIVEⅡ)
06. Tears Are Falling(ASYLUM)
07. Nowhere To Run(KISS KILLERS)
08. Tough Love(REVENGE)
09. Tonight You Belong To Me(PAUL STANLEY SOLO)
10. Who Wants To Be Lonely(ASYLUM)
11. Crazy Crazy Nights(CRAZY NIGHTS)
12. Turn On The Night(CRAZY NIGHTS)
13. Goodbye(PAUL STANLEY SOLO)
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このライブが好評だったこともあり、翌2018年のキッスクルーズも引き続き参加予定だったにもかかわらず、トラブルを予感させるコメントを発信した兄ボブによって直前キャンセル。それ以降、ボブ&ブルース兄弟の共演は実現することなく2020年5月28日にボブ・キューリックは亡くなりました
メンバーになることが叶わず、時にはエースの影武者となりキッスに携わってきた兄ボブ。キッスの四代目ギタリストとしてスポットライトを浴びた弟ブルース。嫉妬や妬み。ふたりの間には当事者しか知りえない深い溝があったのでしょう。もしボブ&ブルース・キューリックの日本公演が実現したならどんなことしてでも観に行きたかったな
じゃないほうと言われることの多かったキューリック兄弟ですが、キッスが不安定で今にもちぎれそうな状態を彼らが繋いでくれたからキッスが存在し続けられたんだ!と今改めて思うのでした
ヘイ!ボブ!
最後までキッスであり続けてくれてありがとう👍