無理しないでね。
わりと使いやすい「無理しないでね」という言葉だけど。
心からこの言葉を使いたいと思ってしまう。
投稿が久しぶりになってしまったけど
この間に休職が毎年春の恒例行事みたいになってしまって
いつしか春を迎えるのが怖くなってしまった。
季節的にも健康な人でさえ体調が不安定になりがちだから
私も季節的なものなのかと思っていたけど、多分違った。
企業が忙しくなってくる春先。
ここで毎年私は無理をしていたと思う。
昨年の今頃に放送されていたドラマ「silent」。
私も毎週楽しみに見ていました。
描かれ方も、登場人物も、とても繊細なドラマで大好きでした。
このドラマのワンシーンに、主人公の紬がファミレスで恋人の湊斗と会っているときに仕事をしている場面がありました。
そんな彼女を見て、湊斗は
「無理なことってあるんだよ。無理してやったことって、無理なことなんだよ。無理するとほんとに全部無理になっちゃうんだよ。
やればできるって、やらせるための呪文だよ」
というセリフがあって、とても話題になりました。
私もこのセリフに、ああ、そうだな。本当にそうだ。と
深くうなずいた一人。
無理してやったことって、無理なことなんだよ。
そして今年の春どうだったかというと。
問題なく過ごすことができました。
理由として考えられることは
環境の変化が一番です。
異動によってミドルオフィスのお仕事をメインにすることになった。
クライアントへの貢献ではなく、クライアントへ貢献している社内の人たちへの貢献。営業活動、営業目標を持つ人たちへの貢献という感じ。
未経験だし、現場から離れることがとても心配だった。
世間から置いていかれるような、そんな気分にしかならなかった。
実際に休職経験のある人や、わりと年上の方も多くて、その部署への印象もよくなかった。
けど今思うのは、現場の人たちへ貢献していることが、結果クライアントへの貢献になればいい。成果や結果は短期的にはわからないけど、長期で見たときに、ああこの活動や施策をあの頃からやっててよかったねと言える日が来れば良いと今は思っています。
また、部署への印象についても、蓋をあけてみると、一緒に仕事をしてきたメンバーは錚々たるメンバーで、こんな経験ができてよかったと感じています。
この環境の変化と、復職の際に考えていたことによって、考え方が変わりました。
それが「無理はしない」です。
どんなに急いだって私は一人しかいない。
緊急性のあるもの以外はうまく手を抜きながら対応するのでもいい。
疲れたら休めば良い。
とにかく無理はしない。
環境が変わっても、仕事内容が変わっても忙しい時はあるけれど
今年は無理をしない一年になったと思います。
うちの会社の場合は、環境を変えると転職したくらい仕事内容が変わるので笑
それも考え方を改めるにはとても良かったなと思います。
色々と配慮してくれた上司にも感謝です。