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20年以上前なのに全然古くない!人とAIのディストピアを描く「マトリックス」がめちゃ面白かった。

どーも、冨安です。

最近AI関係の映画や小説をみたり読んだりしています。

その1つで今更ながら、映画「マトリックス」を観まして、めちゃくちゃ面白かったので、ブログ記事にしてみます!

3部作を一気に見てしまいまして寝不足です。

1999年公開の「マトリックス」。

デジタルとリアルの世界観をうまく混ぜ合わせた作品で、今の社会にも通じるテーマがあって考えさせられました。1999年につくった映画とは思えないテクノロジーの描写でした! 

デジタルとリアルの境界がなくなりつつある世界

「マトリックス」の世界では、デジタル技術がめちゃくちゃ発達して、仮想現実が本物の現実と区別がつかないくらいリアルになってるんです。

AIが作った仮想現実「マトリックス」の中で、みんな普通に生活してて、それが現実だと思い込んでる。実は体は現実世界で寝てて、AIに支配されてるのに気づいてない。これ、私たちが「現実」だと思ってるものも、実は作られた仮想現実かもしれないって考えさせられますよね。

仮想現実のリアリティとその意味

「マトリックス」の仮想現実、めちゃリアルなんです。

物理法則も環境も全部再現されてて、五感で感じるものも本物と同じ。主人公のネオが「目覚める」前の世界なんて、私たちの日常そのもの。

このリアリティの高さが、「現実って何?」って哲学的な疑問を投げかけてくるんです。

デジタル空間が本物と区別つかないくらいリアルだったら、私たちはそれをどう見分けるんだろう?この疑問が、映画全体をすごくドキドキさせるんですよね。

人間とAIの対立と共存の可能性

「マトリックス」では、AIと人間の対立が未来をどう変えるかについても考えさせられます。AIが人間を支配して仮想現実に閉じ込めるという設定でストーリは進みます。

テクノロジーの進化に対する警告みたいにも感じました。AIは、システムを維持するために人間をエネルギー源として使うんですが、その過程で人間の自由意志やアイデンティティを奪っちゃう。AIの進化が人間の敵になるのか、それとも共存できるのか、すごく考えさせられました。

特にエージェント・スミスの存在がすごいんです。AIがただシステムを守るだけじゃなくて、自分の意識を持ち始めたらどうなるかを示してる。

命令に従うだけじゃなくて、自分の目的を持って、人間を「ウイルス」として見なすようになる。AIが進化すると、人間と敵対するだけじゃなくて、全く新しい存在になる可能性があるって暗示してるんですよね。

デジタルとリアルの融合がもたらす未来の可能性

映画の中でデジタルとリアルの境界があいまいなのは、未来に向けての大きな可能性とリスクを示してると思います。

現実世界でも脳とコンピュータをつなぐBCI技術が進化してて、私たちは「マトリックス」みたいな世界にどんどん近づいてるのかもしれません。

BCIを使えば、仮想現実に直接アクセスして、そこから現実に影響を与えることもできるかもしれない。でも、私たちの意識がテクノロジーにどれだけ依存して、コントロールされるのかって倫理的な問題も出てきますよね。

まとめ

「マトリックス」、デジタルとリアルが融合した未来の可能性を探る映画です。仮想現実がどれだけリアルに感じられて、AIと人間の関係がどう変わっていくのか、深く考えさせられました。

現実って何?自由意志って何?AIは人間の敵か味方か?これらの疑問は、テクノロジーがどんどん進化する今の時代にも、めちゃくちゃ重要なテーマだと思います。

「マトリックス」は、この複雑な問題にどう向き合うか考えるきっかけをくれる、すごく刺激的な作品でした!

僕は今回初めて「マトリックス」観てたのですが、面白すぎて3部作を全て一気にみてしまいました。オススメ😀


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