塗り替え工事!一年の振り返り
現在、戦国時代と言っても過言ではない塗り替え工事市場。
職人不足が慢性化しているのに、様々な業種で窓口営業をされているので、業界は活性化。。。
塗装職人の奪い合いが起きている。
そんな中で2021年もスタートし、元請け塗り替え工事をメインに1年が過ぎようとしている。
率直な感想は
とにかくお問合せ数が多かった事!
訪問営業はせずに、とにかく待ちに徹する営業方針だが、電話での問い合わせがダントツに多かった。感謝!
OB客様からのご紹介もとっても多く、2件3件とご紹介いただく場合やアパートを一気に5棟発注していただくオーナー様など、予想外の受注も続いた一年だった。
巷では、素人営業マンが月商○○○万円達成!などと、営業ツールやコンサル契約が販売されている。
当社は、塗装職人を経験し国家資格の一級塗装技能士を取得した者だけが営業マンを名乗るようにしている。
それ以外は営業サポート。
理由は、自分が塗り替え工事をお願いするなら、そんな体制の塗装会社に頼みたいからだ。
会社の規模や売り上げは、顧客満足とは比例しない。
安心材料にはなるかもしれないが、実際には現地調査時がとても大切で質の高い現場経験をしなければ分からない領域があると確信している。
そんな考えに共感していただける方々とたくさんのご縁を頂けたことにとてもとても感謝である。
もちろん経営となると数字を見るのは当たり前だが、単なる数値目標だけでは、誰かが苦しむ事をしっている。
それは自分自身が経験し、元請けから苦しめられた日々が影響しているので、数字は後からついてくるくらいにしか考えていない。
数字が追い付いて来ないのは、それだけ地域での認知度、評価が低いという事。
気づきを早く、修正の仕方を間違えない事である。
個人のお客様だけでなく、新たに企業様からの取引きのご依頼も増えており、HPの内容やSNSでの私の発信情報などがきっかけとなった場合もあり、継続は力なりを実感する瞬間も多かった。
塗装業は、代表者の考え方次第で良くも悪くもなる。
ここで言う良くも悪くもの意味は、お客様から見ての意味である。
だから、自分の考えを見つめなおし、今必要とされている本当のサービスは何なのか?
常に考えている。
そんな訳で、慌ただしい状況でスタートを切り、コロナ禍の影響で開催自粛の無料相談会、リペイントプラザでのイベント延期。。。
我慢の一年だと不安を抱えていたにも関わらず、ずーーーーーーーっと走り続けた一年だった。そして充実していた。
来年は、更なる高みを目指す塗装職人の募集や営業サポートの募集。
色々な意味でご縁を繋げる活動に力を入れていきたい。
不満を抱えながら、悶々とした毎日を過ごしていた塗装職人時代を思い出すが、重要なのはちょっとの勇気とぶれない考え。
そんな人間は強い。
まだまだ塗装道は険しそうだが、出来ると信じることが細胞を活性化させてくれている。
恥じない仕事を楽しもうと思う。
株式会社冨山塗装
代表取締役 冨山達也