【ゆる募】ヒヤリハットの基準教えて下さい
高齢者によく起こる皮下出血(いわゆる青あざ、内出血)について、「事故報告書」か「ヒヤリハット」かを判断する基準を見直し中のうちの施設。
高齢になると毛細血管が弱くなり、少々の圧迫や摩擦でも簡単に出来てしまう。本人は気にしていなくても家族が気にするケースは多い。
「かゆくて掻いてたら、こうなっちゃったよ。年取ると弱くなるんだねぇ。」と点状の皮下出血を見せてくれる方もいるし、「いつ、ぶつけたのかなあ。」と腕に出来た皮下出血に首を傾げる方もいる。そんなもんだよねー、と個人的には思うが、簡単に済ませて欲しくない家族も結構いる。
ちなみに「事故報告書」が出た場合は家族連絡をして、事故の原因やこれからの対策を報告する。
「ヒヤリハット」は基本的には家族連絡はしない事になっている。
これまでは、
◻︎スタッフのケアが原因で皮下出血ができたと明らかならば、もちろん「事故報告書」。
◻︎スタッフのケアが原因なのか不明な場合は「ヒヤリハット」。ただし医療処置が必要なら「事故報告書」。
◻︎本人が自分でぶつけたのが明らかならば「ヒヤリハット」、ただし医療処置が必要なら「事故報告書」。
このような基準で運用していた。
動ける方で皮下出血ができた場合、本人がぶつけたのか、スタッフのミスによるものかが不明な場合だったらヒヤリハットなので、家族連絡はしていなかった。
これがクレームに繋がった。
面会にきた家族が皮下出血を見つけて、「これはいつからですか?どうして連絡をくれなかったんですか?大きな病気の兆候だったらどうするつもりですか!」と騒ぎになった。(本人は覚えていない)
という訳で、基準の見直しをしているのだけど、うちの「事故防止委員会」は、原因不明の皮下出血を見つけた場合、「ナースに見せて事故かヒヤリか判断してもらう。」という案を出してきた。
皮下出血を見ただけで、他責か自責かなんて分からないよね、科捜研の女じゃないんだから。もしくはコナン君みたいに推理できる訳じゃないのよ。
そこを指摘させてもらったが、それ以降話が進んでいないようだ。
そこで同業の方々に、どのように基準を作っているのかお聞きしたくてこの記事を書いた。
同業じゃなくても、ご意見があればぜひお知恵を拝借したい。
ヒヤリハットの施設基準、教えて下さい!