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一時期の無駄な配置

今現在、自分の職場は人余り傾向にある。
具体的には、自分が余剰な人員になっている。

そもそも少ない人数で仕事を回しているのだが、
後輩の子がすごく仕事ができるので、
その人に仕事を振り続けていたら、自分の仕事がほとんとなくなった。

最終決定をする。偉い人に報告する。困った時に相談に乗る。
仕事と言えるのは、それくらい。

日本の会社は生産性が低いと言われるが、
生産を上げるには、仕事を減らさないといけない。
仕事を減らすには、人を減らすのが一番いいと思う。

人がいなければ、仕事を選ばねばならず、
結果的に無駄な仕事をする余裕はなくなる。

メンバーが固定的ならば、そのやり方でも良い。
ただ、定期的に人事異動があり、人の入れ替わりがあると
そうもいかない。

メンバーによって、仕事の許容量が異なってくるからだ。
今は自分が余剰人員だが、危機に陥った時や、人が大きく入れ替わった時、
この陣容でいることが大事になってくる。
今はそう思って、余剰に甘んじている。

そうこう言っているうちに、自分が飛ばされてしまいそうだが、
その時こそ、人を揃えている意味が出てくるだろう。

その点、人員削減と在庫削減は意味が違うと思う。
業務量や繁忙に波があり、それぞれに個性もある人員は、
在庫とは働きが異なる(と思う)からだ。

働かないおじさんも、狭くても隙間を埋めるために、
広く網を張っているとも言えるのだ。

そうやって、今日も睡魔と戦いながら、
窓際で働くふりをしている。

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