上を見たり、下を見たり
コップの水理論というのがある。
有名みたいなので、詳しくは書かないが、
学校の成績について、悩むときには、
自分より上位の人の数をを数えて落ち込むよりは、
下位の人数を見てみて、自分を奮い立たせるということもあった。
気の持ちようだけではあるが、バカにできない。
自分の順位は変わらないけど、やる気が出るかどうか、
大きく変わってくる。
ただ、報道を見ていると、
この辺が上手いこと使われている気がする。
日本は世界で何番目とか、下から何番目とか。
読者や視聴者の心理を誘導するものが、
ことのほか多い。
誘導しようとしているものは、
得てして、一方向からしか説明しない。
そういうのを発見した時は、反対の立場ではどうかと、
検証してみるといいと思う。
アンケートとか世論調査とかであれば、
設問自体を疑った方が良いものもある。
相対的な立ち位置を知りたいとは思うが、
ポジティブに受け止められるようにした方が、
精神衛生上、悪影響を受けなくて済む。
甘いかもしれないが、甘々なんだろうが、
別にいいじゃない。
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