差別化すると失敗する
こんにちは、
東市 冨豊(とみとよ)です。
集客やマーケティングを
勉強すると必ずと言っていいほど
出てくるキーワードがあります。
それがタイトルにもある
『差別化』という言葉です。
何においてもライバルと同じだと
お客さんに選ばれないから
他社との差別化が重要だ!
ものすごく当たり前の
言葉として定着しています。
ただこれが失敗の元になるんです。
ライバルや競合と
同じものを提供していれば
違いがないから選ばれないよな。
一見この理論は正しいようですが
そもそも同じものを提供しないから
集客ができないし売上も上がらない
と考えたことはないでしょうか。
差別化の罠にかかってしまうのは
まだご自身のビジネスをやり始める
前の方に多い印象があります。
よく言われることとして
成功者の真似をしなさいと
いう言葉もあります。
差別化はライバルと
違うことをしなさい。
でも成功者の真似をしなさい。
この矛盾していそうな
言葉をどちらも真面目に
守ろうとして混乱するのです。
どちらの方が優先順位が
高いのか?を知っておけばいいです。
優先順位が高いのは
成功者の真似をしなさい!です。
ライバルが成功しているなら
そのライバルの真似をした方がいいです。
なぜならわざわざ成功するか
失敗するかもわからない差別化を
狙うよりも成功しているライバルを
真似した方が成功確率は上がるからです。
真似をするというのは完全に丸パクリし
コピペをするという意味ではないです。
成功している要素を
しっかりと抑えて自分の
ビジネスに取り入れるということです。
安心して欲しいのは
成功者の真似をしようとしても
少人数でやっている企業は
自然と自分のオリジナルが
入ってきてしまいます。
それがいわゆる差別化
になることもあります。
まずは成功者の真似をしましょう。
余裕が出てきたら差別化に移る。
この順番を間違えると
いつまでたっても差別化ジプシー
に陥ってしまいますので注意です。
今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
それではまた次回もお楽しみに!
東市 冨豊(とうし とみとよ)