日記 4/17

才能について。

僕はいわゆるオタクだ。漫画が大好き。小説やアニメも少々嗜む。ライトノベルで脳の溝を深めてきた。イラストを見るのも好き。ただ、それらを生み出すことはできない。

努力が足りない、といえばそれまでだろう。その通りだ、と同意する。でもやはりその「努力」ができたクリエイターたちは何か特別な才能をもって生まれてきた人だと思っている。つまり僕が考える才能とは、努力を続ける意思だということだ。

無為に過ごしてきた大学生活も就職を目の前に転機が訪れている。しかしここにも一つ、才能のなさが滲みでている。やはり就職活動に集中しきれないし、小手先から抜けられない。

今回こそはと思っても、なんでかな続かない。過去に続いたことがあっただろうかと考え直しても、一定期間を抜けたらすぐに放り出してしまっている。ただしその一定期間は続いているのは確かだ。

もしかしたら僕の才能は、単に消費期限が短すぎるだけかもしれない。むしろ使い時の見極めを間違えなければ、生きていくことには事足りるか。ただ、生み出すことのないつまらない人生というだけだ。