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カザフスタンの人口、GDP成長率について

FM(FM iShares MSCI)
というETFの上位銘柄の一つで
KASPI
という会社があります。

この会社の本籍はカザフスタンにあります。

このカザフスタンのここ数年の歴史、地理的状況などから、
このKASPIという会社がどういう境遇に置かれているか、ということをまとめてみようと思います。

カザフスタンは、西から北東にかけて、半分ほどロシアと国境を接しています。
また、南東では中華人民共和国と隣接しています。

直近のIMFのデータですと、
人口はおよそ1935万人です。

1960年には1000万人そこから
1991年に1645万人となり、
10年ほどかけて、1486万人に減少していますが、
そこから上昇に転じ、
10年ほどで500万人近く増えているということになります。

ドルベースですと、一人当たりGDPは、
1992年に約169ドルだったところが、
2008年には約8349ドルになるまで上昇傾向でしたが、
そこから2022年まで7000~12000ドルあたりを上下している印象を受けました。

BRICSブームとなる2003年あたりから2008年のリーマンショックの年までで
2062ドルから、8349ドルまで4倍以上に伸びています。

また、IMF予測によると来年の実質GDP成長率は
4.2%
となっています。
2019年や2021年も
4%台の成長で、
バングラデシュの2023年予測の7.1%と比べると低い状況がありますが、

前述した通り、成長率が高いときもあります。

過去のデータを見てみたら、
2003年から2006年は10%ほどの成長をしている時がありました。

そういったところを踏まえると、
カザフスタンという国が高い経済成長を遂げるには一定の条件が必要になりそうで、
引き続きいろいろとデータを集めて見る必要性を感じています。

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