アダニグループの不正の真偽について、インドの証券取引委員会（SEBI）が調査に入ったという情報

以前の記事で、アダニグループの不正の真偽をめぐり、SEBIが調査に入る可能性について言及しました。
https://note.com/tomishop/n/n63f345158138

Reutersに対して、立ち入りをしたという情報を、匿名という条件でとある情報筋が打ち明けたとのことです。

https://www.investing.com/news/stock-market-news/adani-group-stocks-resume-fall-after-25-billion-share-sale-goes-through-2992687

SEBIは、ヒンデンブルク・リサーチが報告書を提出している内容だけでなく、他にも不正になりうるものがないかについても調査をしているとのことです。

水曜日には、
・Adani Enterprisesが約28%の下落
・Adani Ports & SEZが19%ほど下落
・Adani Total Gasは10%ほど下落し

Adani Enterprisesはヒンデンブルクリサーチのレポートが提出される前日である1月23日の3436.35ルピーから2月1日の終値では2175.3ルピーで37％ほどの下落
Adani Ports & SEZは769.05から504.9で34%ほどの下落
Adani Total Gasは3901.1から1897.4で51%ほどの下落
Adani Transmissionsは2784.1から1723.5で38%ほどの下落
Adani Green Energyは1931.85から1155.35で40%ほどの下落
Adani Powerは273.2から212.65で22%ほどの下落
Adani Wilmarは545.9から443.15で19%ほどの下落

となり、Reutersによると、ヒンデンブルク・リサーチにより引き起こされた時価総額の損失が860億ドルとなったとのことです。

これは水曜日に発表されたインド政府の支出額5500億ドルの16%ほどに相当するそうです。