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魂を込めたコンテンツほど伝わらない話 【生みの苦しみ】


一端のYouTuberが「生みの苦しみ」などと一丁前にクリエイターを気取っていますが、普段コンテンツを作る上でそのような感情に陥ることが多々あります。

この慢性的で絶望的なモヤっと感は、僕だけではなく、多くのモノづくりをする人間たちが感じていることだと思います。


僕にとってYouTubeは自己表現の手段であり、同時に生活を支える収益源であるのは周知の通り。


さかのぼると、2009年から趣味でパルクール動画を上げ始めてきました。


そこからずいぶん時がたち、収益化を突破したあとはアクロバット系、筋トレ系やらジャンル迷走をし、2023年から現在に至るまでは、ライフスタイル系を中心に、旅をしたりして自由な感じでコンテンツを作るスタイルに落ち着きました。


長いこと漂流を繰り返しましたが、ようやく僕なりの型がハマってきて、再生回数もありがたいことに伸びてきています。


しかし、流れのいい今だからこそ、新たなジレンマも生まれています。

それは、チャンネルの成長に伴って増えてくるライト層に動画の意図が伝わらないということ。


もはや現象として避けられないモノだとは分かってはいますが、やはりできるだけ伝わるに越したことはありません。


環境を変えても新たな人間関係に悩むように、何かを解決しても次の問題が現れるように、創作活動においても「完璧な世界など存在しない」ということを再認識させられました。


このおセンチなポエムに至ったのは、以下のシリーズが関係しています。

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