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金持ちと貧乏と

ぽっくんわっ歩くっみーのしろっきんっ♪

カラオケで、おぼっちゃまくんのOPテーマくらいは、胸はって歌える女でいたいなと思います。

トミーです。

おぼっちゃまくんと、結婚したかったなぁ。
かきのくんより、ふくろこうじくんより、
やっぱ、ちゃまだよね。
さまよちゃんには渡さない!

がしかし、現実はびんぼっちゃまに着地。
旦那はびんぼっちゃまではないが、
尻丸出しで、張りぼてハウスに住んでないが、
やたら『うちの実家貧乏だから。』と言ってくる。
なら、びんぼっちゃまに嫁いだってことにしよう。お金に執着しない人生を選んだので、納得しています。

しかし、お金の価値について、深く考えるのです。
わたしは、母親の操り人形で不自由ながらも、それなりに課金されて育ちました。
ほしいオモチャは100%買ってもらえる家庭です。

母親『欲しいもの、全て手にはいる家庭なんて無いんだからね?あんたは、何不自由ない。幸せものよ。』

圧がすごいセリフよ。
金儲けにストイックなBANDAIから、変身ものアニメのコンパクトやステッキを、片っ端から買ってもらっていました。
あと、ハートカンパニー、シルバニア、バービーちゃん、マフラー編むやつ、アイスつくるやつ、にがおえ電子手帳、ゲームボーイ、スーファミ、モコリンペンなど。

母親は、

なんでも買ってやれることが他人へマウントとれて気持ちいい

面倒だから、子供独りで勝手におとなしく遊ぶオモチャは正義

という思想でした。
うまいこと、そこに乗っかり、ほしいオモチャは、大概ゲット。

しかし、ふれあい、会話、喜びの共有、成長の共有は、オモチャに必要ない。

それが可能なオモチャ、どこで売ってるんですが?

私には分からない世界線でした。 
そのため、独りで遊ぶ能力値は、べらぼーに高かったと思います。
妄想が捗る。

ブタミントン?
ドンジャラ?
大富豪?

これら、全て通過せずに、大人になりました。
すると、

旦那『え!?大富豪やったことないって、非国民か!?』

トミー『親と子供って、遊ぶものなの!?独りで黙って遊ぶもんでしょ!?』

旦那『ひゃー!!!』

旦那は、信じられないようで、
ヒーコラヒーコラバヒンバヒンしてました。

旦那一家は、とにかく仲良しなので、子供のときは兄弟で遊んだりしたのでしょう。
または、日曜日に両親含めて、キャッキャッと騒いだのでしょう。

古い一軒家とはいえ、広さがある義実家。
好きなだけ声を出して、好きなだけ跳び跳ねて、ワイワイしたのでしょう。

部屋で足音ならすんじゃねぇえええぇっ!!!

すみません。
私、マンション5階暮らしだったもので。
3歳くらいから、鬼厳しく、室内での歩き方を注意されていました。
ちょっとでも、足音でかいと激怒。
これは、母親だけでなく、兄からも注意されており、意識して生活していました。

ジャンプなんかしたら、殺られる。

今、考えたら、それに関しては、いい躾をしてくれたなと思います。
子供が嫌いな母親だからこそ、子供のうるささが本当に嫌だったのでしょう。
ましてや、近所迷惑になるとか死にたくなりますよね。
私も、子供いたら、声と音にかなりシビアになると思います。
近所迷惑に死にたくなりますね。

3~4歳がおとなしくするの簡単だから、躾しろ。
簡単に、おとなしくできたから言う。

と、世間に思ってしまうあるあるです。
うるさく出来る子供が羨ましいことは秘密。
嫉妬心で狂いそうになるのは国家機密。

話を戻しますが、

実家で、家族全員がワイワイする

そんな経験皆無です。
私が知っている限り、家族そろった写真は1枚しかありません。
親戚の結婚式のやつ。
みんな、無表情。
結婚式だから、無理やりあつまったかんじで、

超絶居心地わるい顔しかない。

おめでたい席なのに、我が家のテーブルの殺伐感は忘れません。

母親『欲しいもの、全て手にはいる家庭なんて無いんだからね?あんたは、何不自由ない。幸せものよ。』

欲しいもの、全て手にははいっていません。

常識的に愛してくれる親
なかよしの兄弟
家族円満

それが、一切ない世界線で育ってきました。
どゆことだ。

中学生のときに、仲良し三人組で最寄り駅のマックにいくことになりました。
母親に話して、行ってもいいか、まずは許可が必要です。

母親『バスならいいよ。みんな自転車だろうけど、危ないから自転車だめ。』

私は、自転車に乗れてましたが、マンション内の公園以外は乗るなという、ガッチガチルールのもと生きていました。
中学生にもなって。
それに対して、訴えたいとこですが、友人とマックにいくのが目的です。
いつもなら、そんなこと許してもらえないのだから、条件くらい飲みます。

母親『これ、お小遣いね。』

母親は、中学生がマックいくのに、一万円渡してきました。

友達よりお小遣い渡せているであろうプライド

たぶん、それです。
友人と集まったとき、友人はかなり慎重にメニューを見ていました。

友人『これ食べたいけど、お金ないしなぁ、、、』

トミー『え、じゃあ、私払おうか?なんか沢山もたされた。すきに使えって。』

友人『いいの!?』

トミー『まぁ、いいんじゃない?』

帰宅後、一連の流れを母親にはなしました。
すると、

とてつもなく、ご満悦な母親がいた。

そう、子供を使って裕福マウントがしたかったのだ。
きっと、友人のお母さんにだって、伝わっただろう。
大人になって、考えたら、友人のお母さんは何を思ったのかなぁ。。。

そんなわけで、

金持ちで大事なものが欠けてる生活

貧乏だけど家族の幸せが満ちてる生活

どちらがいいんでしょうね?
私がシャウエッセンしか買わない姿に

旦那『これだから、お嬢は!!!』

と、煽ってくるの、お決まりになってます。
あと、

トミー『わたし、チャルメラ食べたことない。』

旦那『どう生きたらそうなるの?チャルメラ処女ってなんなん?』

そういうのも、面白いです。
そして、お金なくても、

家が好き!はやく帰りたい!
家族が好き! 

って、思えるの幸せだなと思います。
実家に住んでいたころ、残業と嘘をつき、最終バスで帰宅していました。
家にいる時間を、少しでも短縮したいからです。
適当に時間をつぶして、毎日帰宅は24時過ぎ。
仕事と思い込んでいるので、遅くても怒られません。
それぐらい帰りたくないんです。
帰ったら、唯一鍵がある、お風呂に3時間とか入っていました。
ちなみに、湯船から出た状態です。
寒くないようタオルまいて。

プライベートの時間を確保する空間。

自分の部屋にいようが、ノックなしに当たり前に入ってくるので、鍵は精神安定でした。

まぁ、硬貨使って鍵あけてきたけどね。

操り人形は、絶望しました。

絶望しない現在の、幸せったらない。

もう、旦那には、

うれちんこありがたまきんだ。

びんぼっちゃまでも、どうにかなる精神で生きようと思います。
今日もありがとまと!









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