モテないモテるはずがない。
こんにちは、モテない人生のプロフェッショナル。
トミーです。
昔からモヤモヤしていたことがあります。
お子さまがいる家庭あるあるなのですが
『うちのこモテるのぉ❤』
と、自信満々に言う親御さん。
女の子にしろ、男の子にしろ、幼少期からそういった言葉が、日常であふれている家庭が存在します。
そりゃ、モテるっていいことだもんな。
誇らしいよな。
自慢したいよな。
てか、自分の子供が可愛いのって当たり前だもんな。
冷静に受け止めながらも、どこかで腹のなかがゴニョゴニョする自分がいるのです。
え、モテるって許されることなの!?
、、、
はい、モテない人生のプロフェッショナルは、歪んでいる自分に気づくのです。
モテることへの罪悪感が異常な私
これを言うと、モテてきて、男性を傷つけた女のような発言ですが全く違います。
そもそも恋愛のフィールドに立つことすらも、罪悪感を持つという話です。
きっかけは高校1年生のとき。
母親が学校の保護者懇談会に出席したときでした。
クラスのギャルの母親達が、笑いながら話していたそうです。
ギャル母1『うちのこ、また彼氏かわったみたいでさぁw本当に困っちゃうw妊娠だけは気を付けなさいって常にいってるんだけどぉ~。』
ギャル母2『え~◯◯ちゃん、モテるんだぁ!うちのこ、彼氏いるのかなぁ?怪しいなぁw』
まぁ、よくある会話ですよね。
きっとお母さん同士って、こんな感じなんでしょう。子供が女の子ともなれば特に。
しかし、私の母親が帰宅すると、
散弾銃をかまえていました。
『信じられない!男、男って!母親として、みっともない!娘に強く言えないだなんて、本当に情けない親たち!!妊娠だなんて、それを許していることが信じられない!!あいつらどうかしてる!!!本当にバカじゃないの!?』
私の母親は聞き耳をたてては、
余所様の家庭の教育方針に激怒していたのです。
自分の子育てを誇り、周りに認められたい母親。よく余所様の教育方針をバカにし、否定していましたがこのときは凄かった。
その発言によって、高校1年生の私が感じたことは、ただひとつ。
『あ、恋愛したら殺られる。』
当時、三軍という立場もあり、片思いすらしていなかった私。恋愛知識はママレードボーイで停止していました。
焦げかけのトーストかじって、胸がときめく経験は皆無です。
恋愛の価値がまだわかっていなかった私は、
母親の感情や思考を受け止めることに、抵抗がありません。
『モテることは悪だ。』
そして
『恋愛しなければ怒られなくて済む。』
とにもかくにも、ヒステリックな母親。
無駄に怖い思いをしたくない私。
安全な橋しか渡りたくありません。
幸い、女子校でありバイトも禁止されていたので、高校3年間異性との関わりは教師のみでした。
茗子となっちゃんはファンタジー。
そして、若い教師が皆無だったうちの高校は、ママレードボーイの世界観が追い付きません。
そもそも、息しているだけで光希みたいにモテるはずがない。
光希が一軍であることを忘れてインプットしているのは、大きなしくじりです。
と、まぁママレードボーイ脳はここまでにして、その後の私ですが。
やはり恋愛の罪悪感は続いていた。
しかし、厄介なのは恋愛への興味がわいてしまったときです。
彼氏がほしい。
がしかし
母親が怖くて仕方がない。
からの
モテることは悪だ。
その洗脳がずっとずっとあるので、
冒頭の
『うちのこモテるのぉ❤』
を、聞くたびに、納得しながらもざわざわしてしまいます。
なんなら、
ちょっと怖いまである。
自分の歪みにハッとするものです。
今思うと10代のうちに、たくさん恋愛をしてみたかったです。そもそも、三軍は無理説ありますが。
人から想われる経験値が低すぎて、
低いからこそ、実績がないからこそ、
モテない、モテるはずがない。
自分で自分を、納得させることが出来ます。
自分を仕向けて、仕向けて、追い込む作業をたくさんしてきた気がします。
ひねくれがひどい。
しかし、おかげで非恋愛体質になれました。
良いのか悪いのか、分からないけど。
よく結婚できなたな、私。
モテる意識をすることが、根本的に出来ないのに、よくこの人生を手に入れたもんだなと思います。
旦那『こんな少数派な人間いないよ。そうであってほしい。』
なんとも、女をただ可愛がる言葉とは違う、
人として認められた言葉は嬉しいものです。
旦那は理想の母親みたいなところがあります。
モテなくていい。
彼氏よりも常識的な母親が欲しい。
もはや、どんな欲求なのでしょうか。
わけが分かりませんよね。
離婚して夫婦交換再婚する、
小石川家と松浦家くらいわけが分かりません。
兄弟姉妹物語じゃないか。
そして、
モテを重んじる家庭、大体一軍。
私は三軍サラブレッドのようです。
とりあえず離婚されないよう頑張ります。
甘くて苦い生活が続きますように。
今日もありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?