脳バグが怖かったはなし　

こんにちは、こうやってnoteを書いているので、あらかじめ言えるのですが。

とりあえず大丈夫です。

トミーです。

え、何いってんだこいつ？
って思いますよね。わかります。
先日、生きてて初めて起きた現象が、もうわけのわからない状態だったので、記録がてら書いておこうと思います。

最近ありがたいことに、仕事の依頼がドサッと入っていまして。
毎日こなす件数を決めては、きっちり取り組んでいます。

毎日予定通りにこなせたり、はたまた少しだけ前倒しが出来たり。
なんら進捗に問題はないのですが、

とにもかくにも無駄に焦っている。

毎日、毎日、追われた感覚で落ち着きません。
もしも、納期が遅れたらどうしよう。
ノリスケとイササカ先生みたいな、生ぬるい仕事がしたいです。

そして、この感覚に覚えがあるなぁと思い出しました。

初売り前のイキリたった感覚。

そう、アパレルで1番忙しい正月セールの前、頭のなかがパッカーンってなっている状態に似ています。

数字への責任感とか
逃げられない窮屈感とか
考えを止めたらダメな焦燥感とか
トラブルおきたときの不安感とか
自分の体がついていかないときの罪悪感とか

もう、それはそれは、頭と心が忙しい状態。
一日中、シンバル持ったサルのおもちゃくらいのテンションになっています。
しかし、期間は1週間くらい、年に１回のお祭りみたいなもの。
覚悟しながら、毎年挑んでいました。
普段適当な私が、唯一真面目になるときとも言えます。

それが２月中ずっと続いている。

仕事の量感に無理があるというよりは、家事とペットの世話を一緒にやることで、パッカーンとなっています。
シンバル鳴りっぱなし。

『好き勝手フリーランスやらせてもらう代わりに、家事は出来るだけやります。』

私はそうやって、旦那を説得しました。
とくに掃除が無能なぶん、料理はちゃんとしようと思っているのです。

節約しながらも、たくさん食材を使って、
健康的で飽きない献立にしよう。
クックドゥは使わないようにしよう。
和洋折衷つくろう。
一汁三菜にしよう。

最初のうちは、仕事が取れなくて暇だったので、それなりに凝った夕飯を作っていました。

料理嫌いなのに。

しかし、徐々にお仕事をいただけた今。

無理おぶ無理。

時間がうまくとれず、作る気力もありません。
食事は『私だけなら食べなくてもいいや』と思うほど、どうでもいい行為だと思っています。
※作ってくれたら喜んで食べるけどな。
※来世は料理好きの嫁と結婚したい。
※旦那は食べることが生き甲斐だから厄介。
※食事はコミュニケーションの場なだけ。

毎日、どんどん夕飯クオリティーが低くなり

有言実行出来ない罪悪感に追われる

料理だけではなく、他の家事も同様に出来ていません。
丁寧な生活をするほど、上品な夫婦ではないので、旦那からは何も文句を言われないのですが。

私がやるべき、全て。

好き勝手やらせてもらってるんだから。

私がやるべき。

この思考がぱっつぱつに、頭を支配しました。
そして、異変は夕飯時。
なにげない会話をしていると

トミー『なんか、ごめん、全く話が入ってこない。』

突如、旦那の話が全く理解出来なくなったのです。

箱にぎゅうぎゅう詰めに物をいれて、ようやく蓋がしまっている状態に、無理やり追加で物を入れるような感覚。

旦那は、ちょっと驚きながらも話すのをやめてくれました。
その後、自分でも状況に驚きながらも、一生懸命気持ちを説明しようとしましたが、

トミー『わからないわからないわからないわからないわからないっ!』

思考がまったくまとまらず、言葉が出てこなくなりました。
とりあえず出る言葉が『わからない』だったのです。

そんな状況が申し訳なくて、ちゃんと伝えなきゃと思うほど、全く考えることが出来ず。
『わからない』を連呼したまま、ついには

号泣しました。

べつに、悲しいわけでもないのに。
言語を理解出来ない年齢の子供が、想いを伝える手段がなくて泣き出すって、あんな感覚なのか。

自分が異常である自覚はあり、一生懸命考えようとしても、やっぱり無理。　
今、何が起きているのか、わけのわからない状態でした。
まぁ、旦那はもっとわけのわからない状態ですが。

あれから数日。
とくに、今は大丈夫です。
考えることは、余裕で出来ます。
答えとしては、

罪悪感と文句が戦って錯乱した。

特に料理についてですね。
『作ってくれるだけでありがたいよ。』
『なんでも美味しいし嬉しい。』
『無理しないでね、買ってくればいいし。』
『俺のことは、後回しでいいんだよ。』

そう言ってくれる旦那から

『クックドゥ使ってもいいけど、作れる技術はキープしてほしい。』
『え、おかず一品だけ!？(個人的には足りるのと、たまたま副菜出し忘れただけ)』
『あれ？汁物ないの？(個人的になくてもいいから、出さなかったときがある)』
『最近、好きなメニュー作ってくれないよね。』

たまたま言われた何気ない言葉たち。

罪悪感。

そして

矛盾してる！と思う文句。

でも、そもそも

好き勝手やらせてもらってるのだから。

それが何回考えても勝る。
自分が文句言える立場ではない。
毎日ヘロヘロになって帰宅する旦那には、感謝しかありません。
食事が大好きなのだから、夕飯くらいはちゃんとしないとなと、やはり思うのです。
あの日、冷静に考える機能がぶっ壊れたのでしょうね。

そして、自分だけの時間が細切れにしか取れていないのも、なんか良くないなと思いました。
だから、今日は意識的に数時間だらけてみたのです。

今日の夕飯は、キクラゲの豚卵炒めにしよう。
あとは新玉ねぎのサラダと、味噌汁。
もう一品に悩む。
この安心感ある時間があれば、料理もできる。(と思う)
有言実行のために、自分コントロールは大事ですね。

とにもかくにも、脳バグ怖かったです。
３月半ばまで、スケジュールがつまっています。それまで上手くやらなきゃ。
逆にそれ以降、たぶん暇だから久しぶりにデートでもしたいな。

今日もありがとうございました！