イケメンと付き合ったことはないが
イケメンを好きになることもなかった人生。
トミーです。
ここでいうイケメンとは『見た目の美しさ』のみをさします。
私は若い頃からB専と言われてきました。
B専なんかではない。イケメンと並べるスペックが自分にないから身の程わきまえているだけだ。
これを言うと必ず聞かれる。
じゃあ、もしもイケメンから言い寄られたらどうするの?
その、もしもが無い世界線でしか生きていないので、間髪いれずに
それは無さすぎる。
THE END.
イケメンは2次元と同じようなものだ。
立ち位置が違う。
テニス部でポニーテールの女子高生が甘くて苦いママレード食べながら、イケメンばっかにモテる光景を脳ミソに叩き込まれた小学生の私。
女の子は生きてるだけでいきなりイケメンにモテると思い込まされた小学生の私。
応募者全員大サービスを必ず注文した小学生の私。
あ、現実って違うみたいだ。
そうこうしてたら青春が過ぎ去り、大人になっていた。
イケメンこあい。
いつしか、そんな価値観にまで成長していた。
もはや、化け物みたいな扱いで怖がっていた。
目が合ったら魂抜かれる。
それくらいの恐怖感だ。
友達は、わたしを心配して合コンだ紹介だをしてくれていたが
友達『トミー、イケメンダメなんでしょ!?難しいんだよ!!!』
どれだけ言われたことか。
トミー『イケメン呼ぶなら、顔面1発殴った状態じゃないとムリ。』
友達『イケメンは殴ってもイケメンだよ。』
トミー『イケメン恐ろしいな、、、』
友達『いや、怖いのは、お前だよ、、、』
イケメンなんかを迂闊に紹介されて、相手をガッカリさせることが一番怖い。
そんな風に、イケメンを避けて生きていた。
がしかし、さらに厳しい現実に気づく。
不細工な男だって美人が好き
いやいやいやいやいやいやいやっ
おめーら身の程わきまえろよ!!!
がしかし、小学生の私が心のなかで言う。
『六反田だって、亜梨実が好きだったじゃん?』
そうだ、不細工な六反田だって、、、
六反田
六反田
六反田
六反田
六反田、不細工じゃなかった件
しかし、登場人物すべて一軍なんだわ。
『高校生になったら勝手にこうなる』
って、三軍のたまごの小学生に夢与えたやつ。
話がそれましたが、不細工だって美人が好きという、現実とどう戦えばいいか分からなくなった私。
とりあえず本気の不細工にまで特効してみた。
友達からは、どん引かれた。
友達『修行僧なの?』
トミー『お遍路とでも言ってくれ。』
とはいえ、自分を責めるような気持ちにならないのは、とても楽で良かった。
楽でいられるということは、中身をじっくり観察できる。
良いところを見つけられる。
面白いことを発見できる。
笑顔になる。
笑顔にさせる。
べつに問題なかった。
わちゃわちゃ楽しくいられたら、それで良かった。
片思いしようが、お付き合いしようが、総合的に不細工だったと思う。
旦那『俺、不細工で良かった~!イケメンだったらトミーと付き合ってないんでしょ!?』
トミー『不細工界隈の女神と呼べ』
楽とは、ずいぶん偉そうな態度になる。
トミー『私が自信満々になったらどうなると思う?』
旦那『俺より2ランク上の男と付き合うと思う。』
決して、イケメンじゃないんよ。
リアルなんよ。
来世では、生きてるだけで遊と銀太と蛍くんというイケメン三人からモテモテになりたいです。
今日もありがとうございました!