「悠久の時」世界配信スタート
こんばんは。5月締めくくりの火曜noteとなりましたね。
いよいよ2022年前半も最後の一月に突入していきます。
闇の中を光を求めてなんとか手探りで進んできたような月日を経て、ようやくその光に手が届いた2022年前半だったと思います。
2022年後半には、その新たな光を確かなものとして、またその光を共有できる場面を増やしていけるよう、6月の1ヶ月間も魂を込めて音楽活動に勤しんでいきます。
6月はラジオ制作とともに、新曲の制作、レコーディングが忙しくなりそうですし、北九州芸術劇場大ホールでのライブ出演も控えています。
前半戦のラストスパートを全力で走り抜けて、たくさんの喜びをあなたと共有していきたいと思います。
梅雨時にもなりますが、ご一緒に元気に過ごしていきましょう。
さてこの度、NHK北九州『ふるさと探訪』テーマ曲「悠久の時」の世界配信がスタートしました。
ぜひスマホやパソコンにダウンロードしていつでもお聴きくださいね♪
この楽曲の世界観を表したジャケットと共に「悠久の時」の旅をどうぞお楽しみください。
悠久の時の旅は、過去にも未来にも繋がっています。決して隔てることのない時のなかで、“今”という瞬間を刻んでいます。そしてぼくとあなたが生きる“今”という瞬間に、温かな光が射しますように。
この「悠久の時」のレコーディングを通して、新たな気づきとアプローチがありました。
それは、その楽曲が生まれたときに聴いていた歌声を“聴く”というアプローチです。
歌が生まれる時に、歌が浮かぶのは、心の中で歌を聴いているからです。
その時に聴こえた歌声を、初めはただ聴いて、少しずつ少しずつその歌声に寄り添わせるようにして自分の声を大きくしていきます。
そこに、その楽曲をどう歌うかの答えがあります。
美しい女神様のような、ガイドメロディを心の中で聴きながらレコーディングを進めていきました。
今までに何度か、夢うつつの時に不思議な声を聴いたことがあります。
このnoteにも以前、「愛のブーケ」の記事にて記しました。
生きる意味について自問自答していた時、起き抜けの夢うつつにその声を聴きました。
「何を感じて、何をするの」
それが、自分が問うた人生の意味に対する返答だったように感じています。
何かを感じて、それに対してどう反応して、何を選択してどんな行動をするか、それを体験することこそが人生の意味だと教えられた気がします。
そのような声を聴くことは滅多にありませんが、確かに聴いた不思議な声でした。
その声は、もしかするとぼくの歌を導く存在だったのかもしれません。
今までも無意識に導かれながら歌を生み、歌ってきたとも言えます。浮かぶ、舞い降りる、という体験は歌作りやステージにおいてしばしば体験してきました。
今回、「悠久の時」では、一度はガイドを見失うようにしてその歌の答えにもがきながら、自分の意思で始まりの場所へと歩を進め、ついにその光を見つけて手を伸ばすようにして歌いました。
プロデビュー15周年の年の新たなチャレンジの楽曲「悠久の時」を、ぜひ受け取ってください。
あなたは悠久の時の旅の先で、どんな場所に辿り着き、どんな景色に触れて、何を感じるでしょうか。
この歌に出てくる“ふるさと”というのはとても概念的な表現でもあります。その土地そのものであるとともに、同じ言語や文化を共有する人たちのことでもあり、それは郷土愛とも呼べるものです。そこには、“繋がり“という安らぎがあります。
これからも、過去、現在、未来へと繋ぐ悠久の時の旅を、あなたとご一緒できたら幸いです。
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明日もあなたに良いことがありますように♪