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商品をつくって提案する時に伝えるべきは、「私のスゴさ」でも「アツい想い」でもない #009

こんばんは。
魅力表現デザイナーの富永ハナです。

個人事業主の方で、
ご自身の商品を提案する時に

「私がいかにすごいのか」とか
「私がどれだけ変われたのか」とか
「そこから来るアツい想い」とか
「そのコンテンツがどんなものなのか」とか

そればかりをくどくどと伝える人が
多くないですか?

結構当たり前になってしまっているので
違和感を感じない人も多いのでは
ないでしょうか・・・?

でも、
私はその状況に警告を鳴らしたいです。

そして声を大にして言いたい。

「それ、ただの独りよがりだよ」
「自己満足はよそでやってくれ」
って。

お客さんがほしいものは「私の変化」だから


じゃあ、本当に大事なのは
何かというと・・・

「誰のどんな悩みが、
 どんなプロセスでどうなれるのか」

これをひたすら考え抜いて

考え抜いたことを
商品に反映させたり
精度を磨いたりする。

でも、それだけで
買ってくれるだろうと
考える人は、かなり残念😭

もっと大事なのは、
それをどう表現したら
相手に伝わるのかを考え、

目線を合わせて、順を追って

言葉や声や表情や
文章や画像に換え

アプローチしていくことこそが、
商品設計のキモだと私は考えています。

実際、商品提案時に
それが伝わらなかったせいで

「良いものなんだろうけど、
 もったいないなあと感じました」

という感想を、よく耳にします。

この時に何が起きているのかを
言語化すると、

「この人のメッセージを
聞いても(読んでも)、

『私の、何が、どうなれるのか
 イメージがつかないなぁ』と思われた」
ということです。

たった一人のベネフィットを考えよう


もしあなたが、
「なぜか売れない」「なぜか反応が悪い」
と感じるのであれば

まずは、
万人受けを目指そうとしていないか?
架空の人をペルソナに設定していないか?
その成果をほしいと思うのか?

考え直してみてください。

だって、

境遇によって
年齢によって
職業によって
住む場所によって
価値観によって
子どもの有無や子どもの年齢によって

どんな状況なのかで、全然違うはずなんです。

だから、万人受けはNGです。

わからなかったら、
相手のことを見てないんです。
見ようとしていないんです。

相手を知りもせず、
なぜその人の役に立てるでしょうか?

役に立たない商品を、
誰がほしいと思うでしょうか?

見てもわからなかったら、設定した
ペルソナの人に聞いてください。

具体的にどんなシーンで困っていて
どんなふうになりたいのか
こういうふうにお手伝いしたら嬉しいのか

こと細かく聞いてください。

だから、架空の人はNGです。

そして提案時に
あなたがコミットしたい成果は
ほしいのか、ほしくないのか
相手に確認してください。

相手に聞かないなんて、
商品づくりも提案も、やる意味がない。

皆さんには魅力があるから、
魅力を商品という形にして、
相手に伝わるように伝えることを
諦めないでほしいんです。

これが、私の願いです。

でも、なかなか気づけない思い込みがあるから


これを一人で考えるのって
正直、結構大変です。

第三者に聞いてもらわないと
気づけないポイントが
山のように眠っているんですよ。

実際に私のクライアントさんでも、
私に問いを投げられたことで

「自分が想定していたペルソナは
 ここに悩んでないから
 このサービスは不要じゃん」

と気づかれて、コンテンツを変えたり


私に告知文を訂正されたことで

「私がお客さんに感じてほしい変化って
 ここじゃないから、申し込む時と
 受講時のギャップによって、満足度が下がりそう」

と気づかれて、訴求を変えたりしています。

これは、私が

クライアント各人の魅力を深く掘り下げて
よくよく知った上で
その人が伝えていきたいことを洗練させて言葉や
ミッションを一緒に制定するからこそだし、

クライアントが設定したペルソナの方のことも
細かくヒアリングして、
ともに状況を把握して、
文字に起こして目線あわせ
しているからこそだと思います。

それをやっているプロセスが
私は、たまらなく楽しいですね〜😽笑

ところで、商品づくりにペルソナは不要という方もいますよね


あ、そうそう
最近多くの人に驚かれるんですが
私の「ペルソナの定め方」が特殊なようです。

私は起業当初から
ごくごく当たり前にやってきて

そのおかげでどんどん際限なく
商品作れてるんで、

逆にそれをしないでどうやって
つくって売ってるのかが、
不思議なくらい・・・🤣

私は
それで会社員時代のお給料以上の
売り上げを立てて来てますし
これからもっともっと増えていきそうです。

だから、
「商品づくりにペルソナは不要」
という考え方は、
意味がわからないですね😭

この「ペルソナを定めて商品にする方法」は、
私の講座生にだけはお伝えしているのですが

多くの方に「気になる」と
いっていただいたので、
また、書きますね😊
お楽しみに♪


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