自分に“やさしく”することを教えてくれる言葉たち
こちらの記事には、ウェブメディアsoarの3周年に向けて、soarメンバーやsoarライターをはじめ、soarを応援しているみなさんが思いを綴ったコラムを掲載してます。
「自分の声を聞いて、“ちゃんと”自分助けをする」
日々忙しなく働いている私たちにとって、これ以上に勇気付けられる言葉はないかもしれない。そして…
「お守りのように大切にしたい言葉があふれている」
“書く仕事”をしている私たちにとって、それは最上級の褒め言葉だと思う。
多くの読者がお守りのように何度も読み返し、そして多くの書き手が読者からの言葉を支えにまた新たな記事を生み出す……そんな素敵なメディアと私は出合った。
***
soarは「人の可能性が広がる瞬間」をコンセプトに発信しているWebメディア。障害、病気、LGBT、貧困など、様々な困難をもつ当事者たちの“回復の物語”が綴られています。
晴れやかな青空が目を引くヘッダーに、しなやかな曲線で描かれたsoarのロゴ。初めてサイトに訪れた時、「社会の複雑な問題をテーマにしているメディアにも関わらず、なんて希望にあふれた爽やかなデザインなんだろう…」と思ったことを覚えています。
そこに綴られている人々の回復ストーリーは、私たちに希望や勇気を与えてくれるものばかり。そして、どの記事も1万字近くの言葉たちが綴られていて、心の声で素直に書かれた嘘のないエピソードにあふれているのも魅力です。
私は、ある日身近な友人に「軽度の自律神経失調症と診断されて、しばらく休職しているんだ」と打ち明けられたことをきっかけにsoarの記事をよく読むようになりました。
「自分にも何か少しでもサポートできることはないだろうか…」と思った時に、インターネットは情報にあふれすぎていて、何を信じたらいいのかわからなかった。
そんな時、多様なテーマの記事を発信するsoarなら、何か解決の糸口が見つかるかもしれないと思ったし、soarの代表である工藤瑞穂さんのことをとても信頼していたこともあり、スキマ時間を見つけてはすがるような気持ちで記事を読み始めました。
様々な記事を読んでいて思ったのは、障害、病気など、今の自分とはつい無関係に思えてしまう症状は、誰にとっても身近に潜んでいるもので、いつ発症するかもわからないということ。むしろ、心や体からはSOSが出ているのに気付かないふりをしているだけで、すでに何かしらの症状が発症しているケースもあるんだということを知りました。
実際に私自身も、今までの人生の中で重い病気を患ったことはなかったけれど、日々の暮らしの中で過度に疲れを感じる瞬間が何度もあったし、心が壊れそうなほど無理なペースで働いていた時期もありました。
当時のことを振り返ると、心も体もボロボロだったのに、目の前の仕事をこなすことに精一杯になりすぎて、自分に向き合いケアしてあげる時間を十分に取れていなかったなと思う。
「周りのみんなも同じくらいがんばっているから自分だけ休めない」「こんなに仕事を残して休むのは精神衛生上にもよくない…」という気持ちから、上手に自分を労わる時間を作ることができずにいました。
でも、soarの記事は「自分のペースでいいんだよ」「心が疲れてしまったら、休んでもいいんだよ」と勇気付けてくれる。そして、そのあたたかいメッセージは、自分に“やさしく”することの大切さを教えてくれます。
soarと出合った当初は、友人の支えになりたい…という一心だったけれど、いつのまにかsoarの記事が自分の支えになっていることにも気づき、今では癒しを求めている時や、自分を労りたい時にも読み返しています。
そんな風に“生きづらさ”を抱えるすべての人にあたたかいメッセージを発信しているsoarは、12月6日ブレンドハーブティー「soar tea」をリリース。
「心とからだに優しい回復の時間をつくる」をコンセプトに作られたハーブティーは、朝、夜それぞれの時間帯に適した茶葉がブレンドされた嬉しい商品。
そのメッセージだけじゃなく、かわいいパッケージのデザインにもひとめぼれして、私も即購入してしまいました。
紅茶を飲んだり、花を買ったり、睡眠をちゃんととったり…
私も自分が心から喜ぶ方法をたくさん知って、自分の暮らしに“回復の時間”を取り入れてみようと思います。
人生はライフステージが変わるごとに新しい悩みや生きづらさも増えるもの。でも、私たちはひとつひとつの困難を乗り越えるたびに、より強くやさしく、そして輝いていける可能性があるのかもしれない。
soarに登場する、困難を抱えながらも自分らしく生きる人々の笑顔を見ていたら、そんな風に思いました。
***
最近、フリーランスとして、編集長として、いろんな立場で働く上で大切にしている3つのことがあります。
・人を褒めること
・休む時間を作ること
・自分に癒しをたっぷり与えること
自分や人にやさしくすることの大切さを、私はsoarから教えてもらった。
そんな風に人々をあたたかく勇気づけてくれるsoarの言葉たち。私は読者のひとりとして、これからも応援していきたいなと思います。
soarでは、2018年12月22日に迎えるメディアオープン3周年に向けて、みなさんの応援の声を集め、より多くの人にsoarのことを知ってもらえる「#soar応援」キャンペーンを実施中!寄付での応援も受け付けています。詳細はこちらから。
ありがとうございます。いただいたサポートはうつわの仕入れやお店の準備に使いたいと思います◎