霊感の事
父はとても霊感が強いのです。
父は一回三途の川の手前まで行ったと言い、その後から霊感が強くなったと言っています。
私がまだ母のお腹にいる時。
父は大きな交通事故に遭ったそうです。
父はバイクや自動車が好きで、自動車関係の仕事の会社に勤めていました。
まだ父母が結婚して間もない頃。
父はバイクで4トントラックに跳ねられたそうです。
結構多きな事故で、当時現場に居合わせて人々が近くの産婦人科へ運んでくれた様で。
当時はまだ、今の様に高度救命が発達していない時代。
緊急処置みたいな事をしてくれてその後、
大きな病院へ搬送されたそうです。
父曰く、助からないと思い死んだと思ったとこ事。
三途の川まで行った時、
私のじいちゃんにあたる父の父親が、
「こっちに来るな!!」と怒っていたそうです。
だから三途の川は渡らなかった。
じいちゃんはとても怖い人だった様で、
「怒られるから行かない!」とも思ったそうです。
三途の川渡らなかった父は死なずに済んだと今でも言います。
それから父は霊感が強くなった様です。
私が幼少の頃は、父はいつも「火の玉を墓場で見た!」とか「死の直前の知人を見かけた」とかありもない事をよく言っていました。
初めは私を脅かす為だったと思っていたのですが。。。違った様で視えている事を言っていたんだと。
子供の頃。
父に「妖怪のパレードがやってくるぞ!」と言われて、夜の深い時間に家の窓を開けてたくさんのお化けが家の前を練り歩くのを視たりした事も。
「百鬼夜行」です。
まさに山の向こう側から来たたくさんの不思議な得体の知れない者を視ました。
その頃から私の霊感が少しだけ目覚めたと感じた時です。
この霊感も強さが後々とんでもない事に巻き込まれていくのです。
それまた次にでもお話しします。