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いつも人がいる場所

最近の若い子は良い子が多い。

昭和世代や老害と呼ばれる人達がこの言葉を言うようになってから、だいぶ経ちはじめた。

外面の良い、お利口さんは内に秘めている感情を隠すのが上手く、無欲なフリを上手に演じてきた。

耐え切れなくなったお利口さんは、溜まりに溜まった風船の空気圧と似た激しい爆発をする。

抑圧は、狂気を育ててしまう危険なコンテンツである事を体験している大人は、そんな子達に
「お利口さんだね」
と言う。

お利口さん世代

他人に期待しなくなり、個人主義が謳われる令和のZ世代と呼ばれる子達は、自己解決が出来ないまま、自立していると世間から思われてしまっている。(といっても、昭和生まれ、平成生まれでも関係なく、多くの人がそうだと思う節もある。)

人と関わる事で、依存の分配方法を覚える従来の自律方法は成り立たなくなり、【自分で考え、自分で成り立つ】時代になってきている。

要は、コミニュケーション不足をカッコよく言っているだけだと思っている。

人と関わる難しさを放棄して、自立をしたい矛盾と戦い続けている人が一定数いるし、人と関わらなくても、過剰な情報で成長している風になれる社会の在り方が、無欲風で自律出来てる風のお利口さんを生み出しているのでは?と思う。

これは、僕が人とコミニュケーションがある程度取れて、人との関わりで成長を感じている人間だから言える事でもあるし、コミニュケーションが下手でも、生きる術を極める事は出来るかもしれない。

なので、関係ないと思った人には全く響かない文章なので、そういう方はすぐに読む事を辞めて、自分の好きな事をした方がいいと思ってます。

コミュニティーの在り方

現代の情報過多のコミニュケーション避けがち時代に、敢えてコミュニティーを作る組織が動き出してます。

僕は静岡県中部で活動しているフリーライターなので、焼津~島田の居場所作りに敏感。その中でも面白くて革新的な居場所作りを行っている組織を紹介。

中高年だけではなく、何者かになりたいと思う大人のコミュニティーをピックアップ。

https://www.instagram.com/shimada.com2008/reels/?__d=1%2F

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いつの時代も前時代の常識を壊して改革を重ねていくもので、コミュニケーション過多な昭和時代に疲弊していた平成、令和時代が、コロナ禍を期にコミュニケーションの距離感を新たに測り始めたと捉えればしっくりくる。

しかし、人との距離感が不安定な時期に産まれた人達は、希薄な人間関係の中育ってしまい、不安定な環境下でコミュニケーションを学んでしまった事が気になっている。

学生時代をマスクで過ごしているコロナ時代から、いじめ、不登校が顕著に出てきた昭和後半から、用意されていないレールを若年層が自立も出来ないまま「自分で考えなければいけない」不遇な時代とも考えられる。

何も分からない状態で、コミュニケーションの取り方も閉塞的な環境下で導き出した視野の狭い思想は、個人主義傾向になり、共存というカテゴリーから外れたモノになっている様にも思える。

だからこそ、居心地の良い居場所を大人と共に作り、距離感の取り方や、思想を自分本位なものから、共存を意識し、適度の依存が持てる能力を付ける事が、難しい現在を逞しく生きる事に繋がると思う。
それは、若年者だけではなく、未だに自立出来ない大人の居場所でもあると思っている。

居たくなる場所(ゆらぐ場所)

僕は、イベント運営を経て、人が集まりたくなる場所をライターとして言語化する為に、様々な所に顔を出していて、分かった事がありました。

雰囲気のよい場所は誰かがデザインしたアートだという事

主催や発起人が作品をデザインして、段階(プロセス)を経て行く中で、何色もの色味が付いて行くのがイベントや場所づくりであると思っています。

そこには、撮影、アートワーク、ボランティアなどそれぞれの役割を持った自立した役柄の人達の協力で成り立ち、企業でのビジネスライクとは違った、自主的に何かをやりたいと思う人達の集まりである事が大切。

この自主性が柔軟性や遊び心のある余白デザインを産み、その心地よいゆらぎの周波数が、人々を魅了していると思っています。

そのゆらぎは、デザインのセンスや内部の人間関係が大きく関わり、かっこいい企画でも、人間関係が歪ではゆらぎは発生しにくい。

ここには、負の感情が心地の良いゆらぎを薄めてしまうのではないかと思っていて、気持ちのよい大自然の中でも大声で機嫌の悪そうな声が聞こえれば、一気に興ざめしてしまうのと一緒でストレスや怒りは、心地よさを抑えてしまう。

だからこそ、運営の人間関係が良いコミュニティーが重要であると思っています。

これは、ビジネスライクの交感神経高めの思想にも同じ事が言えます。

人間は本質的にリラックスして、癒される場所に近づいて行きたい習性があるので、きちんとデザインされ、人間関係が良好な人が、利他的(人の為を思って)に行うイベントには人が集まりやすいと定義しています。


著者名:KentA

  • 著者のプロフィール:元不登校、バンドマン、フリーライター。

  • 34歳の時に実家の廃業を体験。

  • バンド活動を行い、タワーレコードで全国発売経験あり。日々思ったことや、思考をライターとしてnoteで執筆中。マルシェイベント運営や、人の成長の研究する事が好きで、人と人を繋げる事が好き。



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