住まいの表情を考える「守山の家」
おおよそ一年をかけて築き上げる
滋賀県守山市のM様邸。
梅雨の到来と同じ頃に始まった住まい造り。
とても暑かった夏を越え
朝晩の空気がほんの少し秋へと移り変わろうとする中
大工工事は順調にすすんでいます。
信頼できる職人たちに任せきりの施工現場。
それと並行して 建築士とプランナーは
内装に使用する建材・建具の視察にまわっています。
先日は大阪堺市のインテリアショップへM様もご同行されました。
建具の取手、引手だけでも数十種類あり
デザインや使い勝手を確かめます。
図面や頭の中でまだ描いたままの理想の空間を
ひとつずつ手でしっかりと味わい 形にしてゆく作業。
住まいの表情を決めるこの大事な選択は
もちろん 一度に決めることはなかなか難しい。
その作業をご施主様と共にできたことは
わたしたちにとってとても嬉しく貴重な時間となりました。
まだまだ決めることは山積みです。
その山崩しを楽しみながら
M様邸の理想の住まい造りはこれからも続きます。