![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/173921587/rectangle_large_type_2_32597d76f6f3729327f6fd04d0863750.jpg?width=1200)
Photo by
1yottan
映画ファーストキスに会ってきた
私って、やっぱり生まれてきてよかったんだな、って。
生まれてこなきゃ良かったって強く思ってきた人生でもないけど。
両親が幼い頃離婚して、でも母にも親戚にも近所の人にもたくさんの大人から愛を注いでもらってきたので、大人からの愛不足を感じたことはないと思う。
でもふと、母にとっては離婚した相手との間の子どもなんだよな私、と気づいてしまって。2人が仲のよかった記憶がないから余計にその考えが私の中にこびりついてしまって。母への申し訳なさというかが私の中にあった時期もありました。
でも、きっと2人にだってときめきあってた時間はあって、そこに私が生まれたのであって、やっぱり生まれてきてよかったんだなって。
夫婦が1番大きなテーマだし、二人の間に子どもは生まれない映画だけど、きっと私の父と母もこんな頃があったんだろうなって、信じることができたことで、自分が生まれてきたことに納得した映画でした。
小学生の頃、母が酔いながら父の良いところを語ってくれたことがあって。何を母が言いたかったのかも、大人になってこの作品を見た今、理解できたような気がします。
1ミリも結婚の予定がないけど、
なんだろうなあ、
誰と出会うかも大事なこと
かもしれないけど、
好きな人を好きでいるって
本当に難しいことだけど、
小さなことを積み上げていけば
不可能なことじゃないんだな、
って勉強になった映画です。
永遠に浸れる、、、