
2023年の振り返り 責任のささやかな履行
2023年、仕事で個人的に力を入れたのは「教育」と「採用」、これらの「状況を演出すること」です。
教育
昔から一定の能力をスタッフに教練、維持する機会があると組織としてはいいなと思っていました。ここ数年、会社がその方向に目を向けだしたので、機は熟したのかなという感じです。
このビッグウェーブに乗るしかない。
ということで自前で作った教材やその場で考えたお題などで教育機会というのを増やしてきました。もちろん準備が全然駄目で、一方的に話しているような機会も多いなと反省することのほうが多いです。
ただ、やらなければいつまでも始まらない。継続し、改善することで成熟するだろう。今年はこの気持ちでやってきました。
採用
いかんせん自分の職種は応募が少ない。というかほぼゼロなので、人事と協力して採用には力を入れました。
会社説明会では単調になりがちな話を少しセミナー風にアレンジしてみたり、変な話ですが、とにかく好感をもってもらおう、楽しい職場だと思ってもらおうという感じです。
で、極力他の職種の質問にも答えられるようにしてみました。何回か助けてはもらいましたが。
まずは気づいてもらうこと、注目してもらうことが重要と考えたので。
状況を演出する
教育にしても、採用、特に会社説明会にしても、とにかく「演出すること」を一つのテーマにしました。
これは好感をもってもらう、気に入ってもらおうというところにも繋がりますが、ただただやらされている感じだと眠くなっちゃいますし、できるだけ身近な出来事をフックにしてまずは楽しんでもらおうという感じです。
振り返りができていないので、独りよがりな演出になってそうですが、それもいつやるの?今でしょ!という感じでやってました。
またTEDカンファレンスなどを参考に、身なりに気をつけたり(体にあってない安いジャケットを着るだけ)、話すときはカメラ目線、できるだけ視線を下に落とさず、ボディーランゲージを活用したりしました。
いかんせんフィードバックは少ないので、改善の余地はたくさんあるような気はしています。なので、独りよがりな演出になっていたかもとは思います。
責任のささやかな履行
「明日地球が滅びようとも、私はリンゴの木を植える」
マルチン・ルターの言葉か、ルーマニア生まれの政治家ビルジル・ゲオルギウの言葉かはっきりとはわかりませんが、非常に共感できる言葉です。
気づいてもらえない、何も言ってもらえないこともありますが、そんなのはおごりもいいところだと思っています。いつから見返りを求めるほど偉くなったのか。
とある日本の政治家が「愛する子孫に対する責任のささやかな履行」と言いましたが、まさしくそんな気持ちでした。
ただ、感情の生き物なので、どうしてもそれが現れてしまうので、そのたびに自分を正すということをしています。
だから来年も同じように試行錯誤していくんだろうなと思います。