自分的伝説のテレビ番組
私が誰とも共感を得られなそうな、自分の中で伝説的と思っているテレビ番組が何本かあります。言いにくのは除外しましたが、その中から3本ほどお届けしたいと思います。
【NHK BS2】Club SUNSET
これは誰とも共感できない番組ではないかと思っています。今検索してもさほどヒットしない番組名。あとにも先にもクラブDJを主体にした番組はこれぐらいじゃないかなと思うぐらいです。しかもそれをNHKでやったというのだから驚きです。当時テントみんなの広場で収録されていた番組、それが「Club SUNSET(クラブ・サンセット)」。
当時、私は中学生か高校生。深夜のNHK BS2で放送していました。最終回の放送はVHS録画して、PCに音声データを保存しています。
この番組のすごいところは、MCを宇治田みのるさんに据え、クラブDJを主体として、毎回ゲストDJ、ゲストアーティストを招いてのトークやDJプレイを見せていたところ。
自分もそんなに詳しくはないのですが、DJ YUTAKAやDJ TAROなどの有名なDJやアーティストでは当時尖っていてのちに有名になるBENNIE Kが出ていたのを覚えています。番組テーマ曲は、たしか初代J Soul BrothersのFly Away。
最終回はDJ宇治田みのるがボブ・マーリィのNo Woman, No Cryをかけていたのが印象的でした。
プレイされた曲は今でもわからないものもありますが、Average White BandのPick Up The Piecesや後に色々わかったM.O.PのAnte Up Remixなど。放送コードに引っかかるところはうまくかき消されていた記憶があります。
【NHK】デジタルスタジアム(デジスタ)
当時、私は高校生か専門学校生でした。
マルチメディアというものに興味を持っていて、MVやいろんな映像作品を見たり、どうやって作ったのかを見るのが好きでした。
そんなときにデジスタに出会いました。結構初期から見ていたと思います。
たしか土曜の深夜、教育テレビでやっていたと思います。
明和電機や伊藤有壱氏などその業界では有名な方たちがキュレーターという形で、応募される4作品を評価するといった番組でした。
応募される方は学生の方が中心だったと思います。作品紹介にはどんなソフトを使った作成されたか、作成期間なども紹介されていたと思います。今でもVHSに撮った映像がPCの中に残っています。
作品の中には実際の曲に合わせてくられたものや本物のMVとして作られたものとかもあったみたいです。
毎年年末にデジスタアワードでその年の投稿作品から優秀賞が選出されます。
たとえばアニメ「ポプテピピック」のいちコーナー「ボブネミミッミ」を作ったAC部なんかはデジスタアワード第1回のグランプリだったようです。
公式で公開している作品はいくつかあるでしょうけど、たまの「電車かもしれない」に合わせて作られたMVは印象的でした。
【MBS】見参!アルチュン
ケンドーコバヤシを知ったのはこの番組か吉本超合金かってぐらいの番組。関西ローカルの深夜バラエティ枠で放送されていた見参!アルチュンは、ケンドーコバヤシ、山内圭哉、セガールの娘・藤谷文子が街歩きして見つけたものに妄想をふくらませるというもの。
その中でもおもしろかったのが、出会い系俳句というコーナー。視聴者が番組HP(ガラケーサイト)から5・7・5それぞれの句を募集して、出演者が選出して、組み合わせて一つの句にする。後のケータイ大喜利につながるものを感じます。採用されたことはないけど私も何回か応募してました。
当時私は中学生か、高校生。これもなかなか見ていた人いなかったんじゃないでしょうか。今思い出しても、時代を風刺した出会い系俳句という企画はすごかったなと思います。
でもまぁこういうゲームってありますよね。
【ABC】地元応援バラエティ このへん!!トラベラー
略して「このトラ」。これも街歩き番組なんですが、なんか見てるとほっこりする番組でした。私が見ていたのは関西バージョンなので、NON STYLEとチュートリアルが街歩きする番組。
後に知ったのですが、これは系列局を超えて(他系列局で)同じ企画コンセプトで展開された番組で各地方に同じ名前の番組が存在していたということです。こういうのを「企画ネット」とかいうらしいです。そういう形体の番組も面白いなと思いました。
当時私が住んでた最寄り駅周辺も街歩きしてたみたいで、それも惹きつけられた要因だったのかもしれません。
帰省したときは、タイミングが合えば、その地のこのトラをみることもできたのも面白かった。(関西バージョンが一番おもろかったんちゃうかな。)
他にも思い出せば伝説みたいな番組あると思います。実家に多分まだVHS残っていると思っているので、それを紐解けばまだまだなんか発見があるかもしれなません。
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