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シュタイナー学園の大人たちへ
12年保護者の早乙女正樹です。
この学園は、さまざまな難しい課題を抱えていますが、素晴らしい学校になる可能性を持っています。
ただし、より良い学校にしていくためには、ひとつひとつの課題に、真摯に向き合って解決していく努力が必要です。
これから私が話す内容ですが、ひとつひとつの問題にきちんと向き合って取り組んでいけば、必ず解決できます。
それでは具体的に、学園が抱えている問題を紹介します。
まずひとつめの問題
「授業で教科書を使っていないという、学校教育法違反状態にある」ということ。
この問題はとてもシンプルです。解決するのも容易です。
解決を阻んでいるのは、この学校の価値観です。
きちんと向き合えば、皆さんが思っているより容易にクリアできます。
ふたつめの問題
「ある教職員が、業務で嘘をついても、不祥事が発覚しても、なんの処分もされなかった」という問題。
注意して欲しいのは、「なんの処分もされなかったことが問題だ」ということです。
いやもちろん、教職員が不祥事を起こすのは問題です。当然です。
でも人間が働いているんだから、間違いは起こるんです。
だからこそ、間違いにどう対処するかが大事なんです。
はい、ではみっつめの問題
私はかつて学園の職員として働いていたんですが、理事会から
「早乙女さんはミスが多いから、別の人に変えて欲しいと教師会で決定した」
と言われて、辞めさせられました。
ですが実は、教師会ではそんなことは話されてはいませんでした。
つまり、理事会は嘘の理由で私を辞めさせたわけです。
この問題については、時間さえあれば、いくらでも事実を挙げて説明できるのですが、ここではシンプルに「理事会が、嘘をついて職員を辞めさせた」という事実を理解しておいてください。
最後に、よっつめの問題
これまでに挙げた問題全てについて、理事会は、問題の存在自体を認めません。
事実を認めないだけでなく、「早乙女さんは嘘をついている」と書いた文書を学内に配布し、私が反論する機会を徹底的に奪い、どれだけ私が事実確認の質問を繰り返そうとも、まともに回答することはなく、学内全体に説明をすることもなく、はや7年ほどになります。
理事会が、問題ごとを隠ぺいしていること、それがよっつめの問題です。
もはやこの学校では、問題ごとは「臭いもの」として「蓋をする」のが当たり前になってしまっています。
でも、私は声を挙げることを決してやめません。
私が学園の問題について解決すべく声を挙げ続けることが、必ず子どもたちの学びをささえることになると確信しています。
私の指摘に興味を持っていただける方は、ネットで「とめぞう版」で検索してみてください。
Noteでは「とめぞう」で検索していただければ、私の記事がいくつか見られると思います。
ここで、アメリカの公民権運動で有名な、キング牧師のことばをひとつ紹介します。
問題になっていることに沈黙するようになったとき、
我々の命は終わりに向かい始める
この学校が抱える問題について、是非話し合っていきましょう。
2023年 7月15日
学校法人シュタイナー学園の学内会で、このnoteでは「とめぞう」を名乗っている、私、早乙女正樹が読み上げた文章です。