障害のある子ども、保護者、保育士、私。
私の仕事は、保育士さんを応援しつつも保護者の話を聞きつつ、子どもたちを”よしよし”しつつ”こらぁ~”って通りがかり存在をアピールをしている児発管です。
(児発管って個別支援計画とか子どもの支援のこと考えたり、保護者との面談したり、担当者会議に出たりする人♬)
ですので、児発管としてそして、いち療育者として子どもことはよく考えます。(まぁ考えるのが仕事なんですけどね)
事業所として子どもの成長を考え、支援内容は日々保育士さんも含考えます。(保育をするわけだからこれも当たり前( ´艸`))
ちょっと当たり前すぎる前振りですが、日々これを繰り返しています。
施設で毎日子どもの対応をしているとついつい忘れがちなのが、保護者の存在です。
うちの場合は、いろいろあるので忘れませんが😂
別にクレーマーがって訳ではないですが、結局のところ親の情緒って子どもの情緒にすごーく影響します。
虐待までいくと別問題ですが、ある程度はその家庭の子育て方針とかどんな子どもになって欲しいなどあるでしょうから、そこは〇です。
でも、結局親も人間。
特に母親。
それも専業主婦。
(子どもが障害を持つが故に働けないって方もいるという意味)
さらにいくと、ワンオペ状態。
この状態が揃うとどうしても煮詰まってしまい「キィッ💢」ってなっちゃう人が少なくない。
ADHD傾向だったり他害などがあったりすると、病んじゃう人だっている。
だから、児童発達で支援をしている人は保護者のサポートをしなければならい。
別にこれは、特別なことではなく本来当たり前なことで、子どもの支援と同等なレベルで行うべきである。
何故か?
私たち、児童発達支援って通過施設です。
就学前で終わってしまいます。
ということは、子どもと親の関係や障害理解、障害受容も含めてまるっと生活を支えていくのが私たちの仕事である。
子どもたちは生まれてたった5年程度。
色々なことが出来るようになる、可能性は山ほどある。
ってことは、何をすべきなのか?
まずは、両親が障害を持っていても「かわいい」と思い愛しく感じることが出来るようなマインドを持ってもらう事。
これはとても大切なことです。
このことは、子ども発達するための大切な土台といって過言ではない。
どんなに凄い訓練士がいたとしても療育者がいたとしても、生活の基盤は間違いなく「家庭」です。
その家庭に、そっと手を差し伸べ、母親の愚痴に寄り添い、特に凄いことを言わなくても「うんうん」って聞けるのは”保育士さん”なんです。
ST、OT、PT、心理士など保護者も含めそのネームバリューに目が行きがちですが、包括的にまるっと支えてくれるのは保育士さんです。
私はそう思います。
だから、私は保育士さんの応援団です。
だから、「子ども、保護者、保育士、私」です。