障害の基準って誰が決めるの?そして、普通は誰が決める?
ワーキングホリデーでオランダに住んでいた娘がつい先日帰国してきた。
娘のとのたわいもない会話の中で、ちょっと質問をしてみた。
オランダの町で「障害者」とか「ハンディキャップを持った人」って普通に見たりした?と
イギリスでは精神病棟をなくしたりと、何となく福祉がすすでいるイメージがあるので聞いてみた。
すると、面白い答えが返ってきた。
車いすとか目が見えない、耳が聞こえないはいたけど、それ以上は分からないなぁ~
まぁもしかしたら、知的障害の人もいたのかもしれないけど、気にならなかった。
なんでかってね、街には普通に大麻しているしていてフラフラしている人がいるから、なんか変だとしてもそんなの一杯いて分からんとの答え
因みにオランダは大麻は違法だが、大麻をして犯罪を犯さなければ許されるらしい。
何か日本人的には、ちょっと理解しかねるが事実そういう国である。
因みに、安全な国ランキング2023年の結果は、日本が9位でオランダは16位である。
大麻のルールがそんな感じであったもやばい国ではないみたいだ。
で、別にここで大麻についての論争をしたいわけではないが、大麻でフラフラな人もいるから、良くわかんし、気にならないって部分が面白いと感じたところ。
ようは、大麻をしている人も合法だとすると、フラフラしている人も町にいるのが普通ってことになる。
要は、普通の幅がぐっと広くなる。
では、それに対して日本はどうかというと
勿論、大麻をしてフラフラしていたら即逮捕であるし、ある一部地域でない限り酔っ払いもそんなに多いわけはない。
要はクリーンだ!
あまり変な人は居ないのが当たり前な国が日本。
それでも、近年多様性が叫ばれ色々な格好や趣味の方が表に出てきているので、奇抜な見た目の人が増えた気はする。
でも、基本日本人は礼儀正しく道徳的だ。
他人からの見た目や相手の反応を気にする民族だと思う。
だから、いい人が多いし失礼な人もいるけど世界的にみると常識的だ。
だから、普通の幅が狭い
なので、知的障害者は目立つ
それだけなら、まぁ別にいいのだが、最近はある意味障害理解が進んだこともあり、ちょっとでも普通の枠からはみ出ると、ADHDではないか?自閉症ではないか?ってなる。
障害理解が進んだこともありと書きましたが、こんなことになる人はこんな障害名っていう、ちょっと変な理解が進み「その人の普通ではない」=「障害」ではないかって?安直な自分基準の偏見がすすだように思える。
その偏見でも皆がすると事実になっていると肌で感じる。
事実、少子化で子どもは減っているのに障害児学級はめっちゃ増えている。
昔は、ちょっと変なひと?こんな人もいるよねってレベル人でも、詳細に障害か否かを判断をしないと受け入れにくい集団になっていると感じる。
要は、健常である側が自分たちと違うからそれ以外でしょ、だから「障害」なんじゃない?ってなっていると強く感じる。
障害理解って、腕が曲がっていても、発語がおかしくても、理解が乏しくても”生活”は営める人はいる。
でも、周りの目やその地域の受け入れをしてもらえないと事実上生活なんて不可能ではないか?
そして、そんな潔癖な社会を作れば作るほど自分たちの首を絞めていることにも本当は気づいてほしい。
だからといって、日本で大麻を合法化すればよいとはならんけどね( ´艸`)
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