眠れない眠りたい夜
なんとなく文章を書くことを避けているような気がする。ただ単に面倒くさいだけなのかもしれないし、一度書き出すと長くなるし、書き出すと書きたいことではなくとも言葉が出てきてしまうから、書きたかったことと違うことを書いてしまうことも多々あるからかもしれない。まぁそもそも書きたいことなんてものはないけれど。
最近はよくビールを飲んでいる、ここ1ヶ月程度。金を使いすぎている、金を使うか体を使わないと人と仲良くなれないと思っている。潜在的に。知らんけど
また寝るのが遅い、今日こそは、今日こそは帰ってすぐに化粧を落として寝るのだぞ、と思い初めてはや2年は経とうとしている。帰ってすぐ化粧を落とせたことなど数えるほどしかない。0時より前に寝たことなどそれより少ない。不健康が普通すぎて本当の不健康に気づけないかもしれない。
違国日記の最終巻を読んだ。泣いた。泣いたのは事実であり感想ではない。涙が出た。その通りだと思った。私の中にずっと残る作品になるだろう。
眠いけれど眠る気がない、頭が痛い、寝たい、寝たくない、何もしたくない、ばかり考えている。他人の迷惑にしかならないのではないだろうか、と考える暇はある癖に、それをやめて他人へ迷惑をかけることを止めることはない。意味がわからない。
あんなこと、言うつもりではなかったのに。
気がつけば失言をするのだから黙っていればいいものを、黙っていられない。黙っていられないのならもう一層死んでしまえば、などと、黙る努力もしない者が、死ぬ勇気もない者が、いけしゃあしゃあと口にする。許されようとするな。でも許されてもいいのでは?
私にはもう到底わからない。なにも。
寝た方がいいことだけはわかる。こんな日こそ酒を飲んでおくべきなのに。明日また起きられなくなってしまう。どうせ朝というのはあんなにも億劫なのか。全てを放り投げて夜になるのを待つしかできない私には、朝が通り過ぎていくのを待っていたいのに、そうもいかない。呆けている時間をバタバタと走り回る時間を繰り返してなんとか、本当になんとか毎朝行けている。寝坊した日もある。年に一回はやる。疲れているのだ。
でもどうすれば疲れないかわからない。手を抜けば絶対にミスをする。手を抜かなくてもミスだらけなのに。そうして気を張りまくっていたら、どんどん疲れて何もできなくなる。生きるのが下手なことも、適度に気を抜いて生きる方が生きるのが上手いということも、分かるけれど、分かるけれども、どうすればいいかがわからない。
休むってどうすればいいんだか
せめて煙草でも吸えたら、うまく休めるのかもしれないが。トイレでスマホを見る時間も休憩に含まれるかもしれないが、スマホを見ている時は大体休めていない。
7月に休憩時間として計算した私の溶けた15時間は、一体何のためにあったのかなど、考え出したら止まらない。あの時ああしなければ、と思うくらいなら初めから何もしない方が良いのでは?その方が賢そうではないか、と初めて思ったのはいつの日か。お前は間違えていると誰も教えてくれなかった気もするし、誰かに言われようが気にも留めなかったかもしれない。
眠れない夜はせいぜい誰かのせいにして、楽になるがいいさ
2023.08.07