楽しい読書
本日は本を読んだ。えぇ、読みましたとも。積んであったやつではないけれども
幼子の頃から高校までよく通っていた書店へと向かった。日差しの強さが夏を教えてくれた。もう夏か。その時には集めていた漫画の新刊の発売日を間違えているとは思っていなかった
自転車で5分の書店へ行くだけだが、久しぶりの外出、という訳でお気に入りのスカートを履いた。すごく暑かった。短パンにすればよかった
店内へ入って3分後、田舎では新刊は発売日当日には売り場にないことを思い出し、しばし絶望へ伏した。しかし私は、図書カードというそこらの小学生は知らないかもしれないような懐かしいものを持っていたので、それを消費すべく、欲しい本や買っていなかった新刊を探した
購入したのは計4冊。確認するとそのうち1冊は既に持っている新刊だった。私は再び絶望へと突き落とされることとなった。さよなら私の600円
ここで本題へと戻ろう。今日読んだのは本日買った4冊(3冊)のうちの1冊である。最近漫画しか読んでおらず、私活字読めなくなったのかしらと不安になったものの、もちろん、今日読んだ1冊も漫画であった
「まるごと 腐女子のつづ井さん」である。自分の好きなものを全力で愛で、楽しむつづ井さんの日々が描かれているコミックエッセイである。つづ井さんのことは知っていたし、なんなら今やっているこのコミックエッセイの続編?も読んでいる
線の数が少なく見やすい絵と、つづ井さんの言葉選びがいちいちツボに入ってしまう。そしてつづ井さんの脇を固める友人たち。彼女達がまた、トンデモナイ人物たちなのである
詳しくは読めば必ず分かるので書かないが、もう、何をどうやったらこんなオモシロイ発想が出来る様になるのか、誰か研究してほしいと切実に願うレベルである。結果出たら誰か分かりやすく教えていただきたい。生き方の指標にするから
特にMさんに対してつづ井さんが度々口にする「Mちゃんの発想を生かせる職業はないのか…」という言葉…心から賛同である。誰かMさんを見つけてくれ…彼女の発想を仕事にしてくれ…絶対面白いから…
黒執事の29巻2冊目を買ってしまったのなんかどうでも良くなるくらい面白かった。1人で家でずっと笑っていた。ら、飼い犬にちょっぴり避けられた
今思ったがこれは感想なのだろうか…読書の感想など、面白かったか面白くなかったかのどちらかではないだろうか。話の内容は忘れていても、どの本が面白くてどの本が面白くなかったかは覚えている。小中高と学校図書館に通っていたが、あれ面白かったな、と思ったものは集めている
内容のどこがよかった、とか、内容について議論する、とか、あまりしてこなかった。ただただ楽しい読書をする事だけを目的として本を読んでいた為、学術書や研究書などの大学のアカデミックな学習に於いて必要な本を読むことは好まない
楽しい中で得られる知識もあったものの、やはり、知識を収集する事を目的とした読書ではなかった為、さほど賢い訳ではない。こんなの誰でも知っているかもしれないが、本を読む奴が偉い訳でも、賢い訳でもないということを、私は身をもって知った
私は本を読むという行為ではなく、文字を通したエンターテイメントを楽しんでいたのだ。映画やドラマを見るように。自分のペースで楽しめる為、映画やドラマを見るよりも、本を読む事で楽しめるエンターテイメントの方が好きだった
昨日、本の感想など書けるようにしたいと言ったが、そもそも書けるわけがない。だって読後、私の中には面白いか面白くないかしか無いのだから
という訳で本を読みながら、これ面白い、だけじゃなくて色々考えながら読んで感想文が書けるように努力したいと思う。日々目標が出来ていくね
明日も1冊読めるかな?
2020.06.23
写真はいつ撮ったかも分からないブレブレの夕景。煙突とのコントラストが良いな〜と思ったのに全然上手に撮れてないですね。写真も上手くなりたいね
とりあえず日記21